部屋籠もり会話無くなり思い出す我の声帯機能するかな
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どろどろのココアみたいな感情に溺れさせるの上手いね、あなた
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アオトバーン百度女と会ひたれば今に死ぬるをわれ厭はざれ
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異化効果【イクヮカウクヮ】重ねても彼氏彼女になれずに二月
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久住さん、なにかいいことありました? SNICKERS スニッカーズを食べているだけ
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躁なれば捨つるも楽しプリントのパリンと折られ鳴る小気味よさ
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ていねいなくらし なんかは程遠くポッケで握りしめる500
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この歌はお前とお前がその昔仄かに浮かべた笑みに捧ごう
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俺と見た景色をそのまま切り取って小瓶で流す手の清らかさ
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ゆびさきのきれいなビームを逃してもフリースローが決まったズーム
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或ひは唯 惑ひゆきたし 落葉松からまつの林の香気  肺沁むひかり
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あなたから思いもかけず花束を 天気はいつも三寒四温
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レンドルミン ビタトレールに マイスリー 眠たくなるのを あとは待つだけ
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何がそれ 大事なのかと 相問ひし 気圏に生くる ひとの哀しさ
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大嫌い。行けたら行くって、雑返事。 それしか言えない、今がその時。
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夜八時 ボーナス・タイムの ランデヴー 立待月は 目覚めたばかり
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列を成す、子供等の傘クルクルと。 雪降るリズムに合わせる輪舞曲ロンド
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僕にとり祝福された産声は十六年の歴史となりて
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月よりも 街の灯りが 眩しくて 刹那だからな ひとの営み
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ここにいる わたしはここにいるのだと 叫び続ける まっくらな森
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ささくれを突然ちぎるように去る ちいさな傷がいちばん痛い
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目が合って、好きだと気付き思い出す。 私にはまだ、恋があったと。
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ふと、父の 声聞いたよな、京王線。 涙よ勝手に流れてくれるな。
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2と0と2と1たちが踊ってる 僕はどこかに置き去りだった
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死ねないな 遺言になるかっこいい 歌がひとつも 作れてないから
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はらわたが痒くて腹を掻き切ったクランケのいるイチマルニ号
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泡沫の意味が膨らむ空間で泡沫を詠むことの困難
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一月が終わる速度が早いので来週頃には三月かもなあ
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思い出は良いも悪いも青色に詠んでしまうと呆気ない春
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こだわりは今出さなくていいんだよ。 君の美学はどうでもいいよ。
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