君なんか大嫌いだと百八回ひゃくはっかい言ってみたけど去らないマーラ
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触れられぬ触れられぬとも、側に居て  まばたきの音が聞こえるくらい
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寝落ちしそう まさにこの 瞬間です 怖くて怖くて 怖くて怖くて
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忘れたい。頭かち割り取り出して  漂白したい、シーツみたいに
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二年前から君の名を探してる 春の夜明けによく似た音の
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夢がる木があるという もぎ取ると途端に夢で無くなるそうな
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世界など 滅んでしまえと思ってた。 君がいるなら、もう少し待つ
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愛だとか恋だとかを知らない君はタピオカロイヤルミルクティー
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ハチ公を連れて歩くこれからは 待ち合わせじゃなくて会いに来て
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発音がhelloって突然聞こえたら猫が暴れているだけだった
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股のうえアイドリングのスモールカーCute♥️♥️💨💨🐱な燃焼機関5656を排出猫エンジンnya
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あめ が  ふ   っ    て     ゆ      くきみ
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あのシャツもクローゼットの彼方から問うてきました、「春はどこから?」
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通勤路中程なかほどにあるロープ屋の名を思い出すいざというとき
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曖昧な距離で隔たる僕らには不要不急の誕生祝い
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名を持たぬ関係性の僕たちは誕生日すら不要不急で
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眠りたりない朝だからうたを詠む 消えようとする深夜を留めて
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ひとはこのマスクは急に我々の時給を超えて尊くなった
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恋の歌 溶かしたチョコに練り込んだ きみのお腹で 密かに爆ぜろ
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零下二度 子が産声を上げるまで 生にも死にも染まらぬ時間
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息を吐く。震える足で立ちすくむ  私は上手に、泳げるだろうか
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おかわりを茶碗によそる君を見てより甘くなるぶりの照り焼き
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水槽が大海原にみえるほど金魚は凛と泳ぎ続ける
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ぱぴぷぺぽ プルプルプリン とりあえず 言いたくなってプリン食べたい
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意味もなく 不安なのです 震えるほど 抱いて残る 腕の痛み
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くるしいって 今日は何回 言っただろう うめき苦しみ あぁ、また言ったよ
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春までを 夏までにして秋までと この俺にして現在りけり
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嗚咽して苦しむあの子の姿見てたぎる僕を許せ人々
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砕け散った 心の欠片かけらを 集められないまま 僕の心は 擦り減っていく
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木や花や 空とか風や 石でさえ 歌いたがっているものだから
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