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足元が 崩れ去りては 人はなお 立ちてゆけるか この人生を
0
十字架に 付けた自分の 罪でさえ 降ろしてみれば 古き思い出
1
自らが 望む人生 歩むなら 誰に責任 取らせるつもり
0
自由なら 自由の歌を 口ずさみ 暗い気持ちに 終止符を打て
0
ゴミダメを 這いつくばって 生きるのも 天使と共に 歌うのもよし
1
生きてるか 考えてるか 人間は 捨てたものでは ないのだからね
0
気落ちして うつむきかけた 気持ちさえ 空が晴れたら 元気になれる
0
こじんまり 納まるほどの こともなし 自由自在に 羽を動かせ
1
後悔を するほど人は 成長し ぶつかるほどに 強くなるから
0
死ぬ前に オーリブ山を 訪れて 神が来られる 時を待ちたし
0
モンスター 屈折すれば 人間も 魑魅魍魎と 変わらぬほどに
1
ノーという 勇気と知恵を 得たりかな やたらと拒み することもなし
0
邪念さえ 消し飛ぶほどの 無念かな 蹴散らすほどの 誘惑もなし
0
自らの 姿を悟り 口閉ざす 憐れむべきは 孤独な我が身
0
白鍵の音でおまえが打楽器とわかる瞬間林檎が落ちる
1
騒がしく 綺麗な声で 鳴く鳥の 若葉に影に 映る姿を
0
年月が 人を醜く 孤独にし 一人朝から 川を眺める
1
醜くも こっけいなりき 人間の その一生を 笑うべからず
0
明け透けに「基本」を仮名で表記する奴の喧嘩はすぐに買うべき
0
大袈裟に震えて脳も茹だるよう 変身させてザムザのように
0
花のよう 咲いてしばらく 気を留めて 人知れずして 散ってゆくのか
0
あっち行き こっちに行けば ぶち当たり 右に曲がれば それまた左
0
あくせくよ じたばたとして 恥を知れ みっともないぜ このざまではな
1
現実は 厳しいものよ それでもよ なんとかならん どうにかならん
0
やりたくて 出来ないことが 多すぎる 我慢我慢で もうたまらんわ
0
美しいひとを見るたび 思うこと (きっと君は僕を選ばない)
2
ザイザルの不在を血混じりに擤み捨て、南方戦線異常あらずや
1
バランスをとりつつ生きる難しさ またアイブロウ握りて嘆く
5
竹の子が寒いと泣くがこちらとしては着込みすぎだと小さくもめる
3
感動も 感傷もないも 人生を 望む人など いるのだろうか
1
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