ご近所で八つの名前持つ猫のバリアフリーの挨拶回り
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やることはたくさんあってやばいのになぜかトップに余事が立ってる
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季節不問いつもの遅刻癖でござい 精神が吹雪いてるんですわ
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隠喩と韻文のデカルトをフォンタナとかにしただけです許して
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明日の気温チェックし目ん玉飛び出たり ほとんど夏じゃん 半袖にブルゾン?
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ピンクいろ もふもふ敷布で チビ猫がちんまりしている ぴんくもすきだにゃ
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朝イチの健診帰りの買い物は空腹耐えてメモ忠実に
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負け戦やるわけいかぬ踏ん張れと「パーティー解散」幻となる
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君が吸うタバコの銘柄間違えた 些細なことで眠りを妨げ
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筋トレで重しをつけて歩くよで安全靴は足先守る
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あの坂を大学時代はブーツにて 闊歩したなり 今日はスニーカー(たぶん)
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お出かけの日の高揚は良いけれど アラームまでは寝たかったかも
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十日程放置されたる爪ケア液 ひさびさに塗り ツヤを眺むる
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二人称がずっと「オタク」の翻訳が読みづらすぎて入れぬ世界
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えっマジで?アタシもかなりオタクだよ?家にオシロも三台あるし
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この胸に誇りをもって掲げるはかつて蔑称だった三文字
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冬ざれの 道の草叢に 麦わらが 落ちていて風に 少し動いてをり
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全力で羽ばたくことをしないまま「その他」の中で生きゆくわたし
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暁に雨戸をあけて西みれば冬枯れの山さえ紅く輝く
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流星に 思いをかけたい寒い空 願うことより 見えたうれしさ
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もしかして ○十代は 今よりも フリーな私 演じらるかも
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山茶花は 潔いいさぎよ花 冬寒の 景色彩り静かに咲けり
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死ぬまでに一度はしたし猫のごと伸びやかなりし大なるあくびを
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うるさいは 近くいるから 腹立つも そばにいるから 甘えてるから
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知らぬ間に 星は流れて 風が行き 月満ち欠けし 時は流れた
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約束の 電話忘れて 寝落ちした ごめん ごめんね ごめんなさいね
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すさびでやっていたこと褒められて嬉しいけれど気まずくもあり
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平置きの画集に檸檬を置いたその子らがアボカドぶつけ粉葉みじんに
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各国も コロナにかねだし 財政大 予備費てんけん 国の家計簿
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(年)後半は ネットぐぐれば コロナ禍の 総括いろいろ 医療政策活かして
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