地に落ちた己を指差して嗤う背中合わせのドッペルゲンガー
7
今日の日を「子どもの頃の思い出」と誰かに語る時が来るのか
5
故郷(ふるさと)の景色は昔と変わったが心の中に美しくある
11
自分より我が子の幸(さち)を願う日々いつになっても変わらぬ思い
12
遠方の両親思う事でしかできない自分がとてももどかしい
9
言の葉のチカラで元気チャージする新たな気持ちで頑張るぞ
8
夏に耐えこぼれるばかりの花々と 虫集う庭を風吹き抜けぬ
10
風ありて壊れてしまうシャボン玉 一つくらいは雲まで届け
12
失われつつあるものをそのままに悲しみだけを守ろうとする
9
マイナンバーそろそろ申請せなあかん証明写真を撮る気恥ずかしさ
7
一雨で涼しくなったと思いきやいつの間にやら蒸し暑くなりき
6
待望の雨のもたらす涼風とうるおう花々いろの冴え冴え
21
「泣くなって…。」面倒そうなその声も 深く 深くて 優しく響く
7
熱心にきくのが仕事帰宅した私のゐない旅のおもひで
11
信号がずっと青でさ五年前別れた君を思い出したよ
15
鰻歌やけに多いと思い調べるあゝきょうは丑の日じゃんか
7
リポビタンファイト一発ガチムチの兄貴ちょっぴり罪な筋肉/そっちの気はないですよ
8
どぜうは泥の子土の味 湖沼の精を疲者に与えよ(猫は食わんでしょうな)
4
少しでも「生きてて良い」と思えたらその日が君の最盛の日
9
履歴書で私の何が分かるんだ 情報と嘘しか書いてないぞ
6
鏡にはマトモそうな人が居る 側から見ればそんなもんかと
5
隠花ゆえ世に屈しつつ鎮まりの種蒔き続け悔いること無し
5
例えばさ一晩中泣き叫んでも 次の日喉が少し痛いだけ
7
毎日暑すぎ、外には行けず、熱中症なるのわかりますが運動不足
2
今ここにあるもの全て誰一人 私の味方じゃないと知ってる
5
化学療法 静かな時に 思い出す あれこれ詠に 詠んで落ち着く
8
魚籠のどぜうとは野趣あり旨し 鰻なんぞはおこちゃまの食
3
金沢でよく行く居酒屋カウンター 山椒香り立つどぜうの蒲焼き
7
雨降りそう ランドセルから出す 白いパーカ 同じパーカの 友達を待っている
5
金沢は北の国とは名ばかりで 夏の暑さは帝都を凌ぐ
8