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ひとめを気にして歩く この道は いつも僕に嘘をつかせる
4
母の遺品に自分と同じ本見つけては
母子
(
おやこ
)
なんだと新ためて思う
9
亡き母の日記手に取り表紙撫で また箱に戻す梅雨寒の部屋
8
梅雨蒸しの そうめんゆがく 額に うっすらと汗 八の字の麺
7
十六年目の 夏が来る しずかに 香炉の線香 燃え尽きるまで
6
平成の お台所で 炊事中 次の献立 悩んでいたり
/
リフォーム
14
「かけがえのない存在」 という うそ が わたしをわたしたらしめている
4
スーダンで 光見えずに 今もなお 彷徨い歩く 母と子悲し
7
おのれへの殺意を以て身につける 喪服のごとき黒の
Y
シャツ
4
宝くじ当選したらどう使う?そんな大事、国家予算だよ。
6
狭き歩道
(
みち
)
傘傾け合う よき文化 どこのどなたか お気をつけてね
10
ふと目覚め昨日を
反芻
(
はんすう
)
涙して
344
(
三四四
)
の時計の文字盤
2
最近ね短歌にハマって作ってるなんて言えないまだ恥ずかしい
10
ぽつぽつとこぼした際にありがとう知ることのない母の優しさ
5
死を選びいろんな方法試したがなかなかうまく行かないものね
2
休みの日散らかった部屋を片付けて上裸で布団に包まり愛す
4
死のう死のうずっと思ってやっと決めた白い薬を全部飲み干す
3
髪を切り黒く染めて面接へ落ちてもいいやどうにでもなる
8
勢いで好きだと伝えて振られたわ今は家族に会いたくないな
5
もやもやとした感情を抱えたら伸びた爪を噛んでしまった
3
スカートのプリーツの
襞
(
ひだ
)
からのぞくのは白い太もも青筋走る
2
「四は不吉」ただの駄洒落でしかない クローバーなら四つ葉欲しがる
4
手をとめて ベランダ出
(
いで
)
て 息深く 湿った風でも心地良きかな
6
かぎ針の編み図は指に染み込みて 花のモチーフ編み繋げたり
9
ねこを撫で ただひたすらに ねこを撫で ため息混じりに 身支度開始
9
蝉の声風鈴の音人影も消えて静かに煮詰まる真夏日
9
ねこのため クールマットを 敷き直す ねこ母の愛 たまに過剰か
4
後見人 付けろ付けろと ケアマネさん 元気になったと 何度も話す
7
文字にする 言霊様が きいている できればポジティブ 星に願いを
5
懸賞を わりに当てたる我なれば も一度くらい 母と温泉に
9
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