RADWIMPSを聴きながらひとりきりなぜだか君を思い出す夜
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来世では眩い葉月の陽だまりを歩くあなたの影になりたい
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海は多分己の領地を取り返す為だけによせてはかえしている
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夜が明るくて眠れないときみはぼくのほっぺたで涙をふいた
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風邪をひいたときに見る夢のような様相をした花が咲く庭
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エヴァンゲリオンの夕空の色した故郷へ帰る私の車
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言ひさしてふと口つぐむまなざしのひとみのおくのまさをなる海
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靴音は月を睨んで一つきりキライなものはキライだと言う
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まきもせずつむぎもせずに遊ばましガリラヤの野の百合ならませば
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ようやくにあかつかえし焦熱は白雨はくうに振れて宙に躍り出
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「好きな奴いるってマジで? 誰だろう」「アンタにだけは分からないわよ」
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あの人の面影のないこの街で今日も私は死に損なった
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幼さを求められても返せない 大人の私は嫌いですか
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青春の跡を探し頬なぞる スーツの君と制服の私
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何もかも全て投げうってでも欲しいOfficial髭男dismの声が
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をりとりて髪にかざせる花ばなのいのちみじかき恋もするかな
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泣かなくていい日にようやくなったから好きな色のアイシャドウを選ぶ
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今日の日を乗り越える為幾重にも傷ついてきたのかな私の心
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夕方の夢はブラックホールへと 入る心地してなお生々しく
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荻窪を通り過ぎてく特快を見ればあなたの悲しさが分かる
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「これが俺だ」と言い張れるのは いつもお兄ちゃんたちがそばにいるから
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盆休み五人分の洗い物嬉しくなる日が来るなんて
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しおりなどついていないと思ってた本からのびやかに出るしおり
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通り雨のレースのかかるステージを横切る人の口元に笑み
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したもえに恋ひやわたらむすがわらや伏見のさとの伏し目のひとに
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雨の音 風と遠くの犬の声 草木も眠っているというのに
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朝5時の新米ニュースキャスターが告ぐ若者の人間離れ
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生まれ変わったら出来るかな二時間で2980円にーきゅっぱのハイタッチ会
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You live in my world but I don't live in your world.きみは僕の世界で生きているけどきみの世界に僕はいないね
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家電いえでんがスマートフォンに変わっても知る由もないきみの日常
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