背中越し自分は弱いと宣ったのたまった 君ほど強い人を知らない
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ガンなどに 負けるものかと 胸を張る 僕のステージ ナンバーワン
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まいったな、少し疲れているようだ 洗濯するのに洗剤忘れ
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公園で ハトと一緒に 昼休み 互いに見てる お腹のあたり
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朝と夕ベランダ覗くキツネ来て我が物顔に迷惑千万
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一日で冬・春・夏と目まぐるしチシマザクラと雪と若葉と
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心にはきみの笑顔がすんでいて僕の行く道照らしてくれる
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尋ねつる青葉の山の遅桜散るを惜しみと鴬の鳴く
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白波が 砕ける音で 飛び込んだ 好いた惚れたは 波打ち際に
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ストーカー そんなかなしき さつじんき 5年経たぬと 消えないのだと/心の闇は
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西の空てのひらで見る 青ければあおいほど良い雨雲レーダー
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リフレイン微睡みながら寝返りをした回数が僕を苛む
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綺麗好き せっせと椅子拭く おじさんや そろそろ座ろ? 予告始まる
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梅の実も光る五月の夕まぐれ青インクでしるす暇文いとまぶみ
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与え合う 「好き」の想いに 胸満ちる 恋ってまさに シーソーゲーム
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「守るから」 背伸びしたがる 男ごころ 守ってみせる 「紫外線」から
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欲しいよね 山吹色の 貢ぎ物 いつか叶える マイドリーム
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誰にせよ 踏みしだかれても 耐えぬかん 燃やし続けろ 雑草だましい
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曇りだね 雨降ってるね 晴れだねと 君が言うだけ ただそれだけで
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あの頃に戻ってもまた間違える自信があって現在いまにいるんだ
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肌寒い 通り越してる 冷え込みに 昨日と同じ 姿で歩く
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恋人よ 僕は旅立つ 東へと向かう 自転車で今日も職場へ
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父親が 誕生した日 おめでとう 何歳なんさいなった? いつも聞いてる
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いつか死ぬそれならいつ食べてもいい カップヌードルチリトマト味
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振り向くな逢魔おうまときに足音が聞こえて「ねぇ。」と尋ねられたら
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静寂やタイプ音が響きつつ つまらぬ大人になったと思う
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神様はリニアモーターカーよりも速いのと 父に問う子
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横綱と高校球児は永遠に年上のように思えた昔
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初夏のきざし、シャクナゲ満開、これからの草花生き生き
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これやこの輓近ばんきんも言います蝉丸さん 知るも知らぬも駅の改札
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