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居眠りの間に世界が終わっててあわててつくりなおす神様
6
娑婆に棲む 百鬼夜行を バッサバサ 刃こぼれの数と やぶれた皮ふ
/
自己免疫
3
明けてゆく漁港は船のエンジンとカモメとトンビの共鳴で目覚む
5
負け戦 わかってるのに伝えたのは 唯の自己満 「ごめん」が聞きたい
2
夜風には若葉の匂い溶け出してひたひたひたと夏は近づく
20
寝ないうち鳥鳴きだしてしらじらと夜逃げてゆく戻っちゃこない
3
コンクリの段腰掛けて角曲がり出てゆく猫のしっぽ見ている
4
電柱と石油のタンク消えかけた横断歩道右折目印
4
照らされて風に吹かれてさわさわと佇んでいる鳥が鳴いてる
2
戸を開けて浸る空気の芳しさなにとなになになにを混ぜたの
6
ごみ箱に捨てられていた悲しいをちくちく縫って補修する夜
12
鰯なら買うことできる食えもする食わない人がいるのが困る
1
位相幾何 かご中のとり そとのわれ ほんとうは わたしとうちゅうが かごのなか。
5
星空に子らの幸せ祈る母 気持ちを抱きしめ私は生きる
4
平凡な 日常のなか 「君」が来た 全て変わった 閃光のよう
3
認知して くれてありがと 俺の子を
(
嘘
)
あなたが父だ 彼女
(
母
)
子を頼む
2
ナデシコが 蝶に見えたと 娘が言う 求めよ、さらば 大和撫子
4
自分の詩 読み返えすたび 思い知る 壊心
(
こころ
)
の叫び 君への思い
2
大学へ毎日カメラを持ってゆく 十キロを超えるカバンが重い
3
湯たんぽも靴下もはかず眠る夜に春も越えつつあると気がつく
7
窓ぎわの工事の音で目が覚める 怠惰な自分部屋に隠して
3
ごはんなに?煮たの焼いたの和えたもの名前つければりっぱなおかず
4
スマホでは思い通りに撮れないし指知る触の感欲しき夕
3
関連はないと言うけど実際はあと一二箇所突けば沈む
2
陰ながら雑用こなす君が好き 月が放つひかりのようで
8
ちょっとナメられるくらいが生きやすく今日の歩数を手帳に刻む
3
「
花金
(
はなきん
)
」はもう死語となる フィーバーなくてもウキウキ金曜の夜
4
初デート なになにこれは? どう飲むの?
頬染
(
ほほそ
)
め聞けない ウィンナーコーヒー
6
墓石の代わりのようにおごそかにダイワハウスの旗はゆらめく
8
いつのまに陽は落ちていて酒場から聞こえ始めるホンキー・トンク
3
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