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治りそう また乾燥し 追いつかず 手を荒らしては ハンドクリーム
9
ラーメン屋気さくな女性店員が笑顔振り撒き活気あふれる
10
寒いけど「福岡くん。」のピノ見付け二つも買ったまだ食べてない
5
一人居の義姉の寂しさ行くたびに義妹のいる歓びを言う
30
この頭痛 そろそろアレのアレかしら 元気な期間は月の半分
16
神社から眺める田舎風景は妙に何故か気分落ち着く
12
白蛇の型が可愛い器からおみくじを出す結果大吉
8
ありがとうゲイだと告白してくれてぼくは上手に聞けていたかい
25
薄氷の下で耐え抜くメダカには厚着の我は滑稽だろうか
20
今日よりも明日二度低いと予報来る何も降らなば恵みと思う
12
雪の木戸まだ起きぬ街
微睡
(
まどろ
)
みの中で燻らす煙草の寂しさ
12
きみという
水面
(
みなも
)
はあまりに澄んでぼくというけものをつぶさに映す
12
クリニック待ち時間無き予約制だが会計でやたら待たせる
13
老三人ピザとパスタをシェアーして子らの帰省のあれこれ喋る
25
「ばあちゃんにまた似てきたな」吾子笑う 嬉しいような哀しいような
27
直接の関係はないのでのんき笑ってる飲みまくってる暇
8
金髪の異国のあの子と同じ名の ガムを吐くのはちょっと惜しいや
6
正月に飾ったものたちまた来年元気で会えるといいねとしまう
28
おそろいがほしいよ あなたとおんなじ煙で肺を黒くしたいよ
6
しいたけは免疫力を上げるらし 気力奮い起こし いっちょ焼くかぁ
13
君の亡き 世界は褪
(
あ
)
せて やるせなく 滲む瞼を 甲で拭いて
9
求め合い探し当てたるその人は今ようやく我が腕に眠る
11
青空が声をだしたら母親の「いってらっしゃい」に近いのかな
22
何しても可愛いあの子になれないの どんなシャンプー使えばなれる?
8
或る冬の 微笑む君の 睫
(
まつ
)
の毛に ぶら下がるのは 降りる粉雪
9
あんなにも下手な生き方
抱
(
かか
)
えつつ愛振り
撒
(
ま
)
いて独り行くひと
11
よく君と 目と目が合えば 逸らす日々 僕の席とは 斜めなのにね
8
実家にて介護認定調査あり元気に浴槽またぐ母なり
25
恋で脳を溶かし 煙で肺を撫で、いつも私は 悲劇の中で
6
鳴く君の 首に残るは 赤い跡 花が咲く咲く 至るところに
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