Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
…
次 ›
最後 »
生意気な春風ごときが掻き乱す 焦燥感さえ今は恋しい
3
すれ違う二人の日々を数えても熱を忘れしコーヒーカップ
7
よく走る駒のひとつと見なされて自己分析が捗る夜道
6
夜を越して酔いどれるまま世をわたり預言者たちは予想をはずす
4
散歩する犬の後ろをついていく飼い主めいた愛情でした
12
新玉にオリブ油かけてレンジでチン 塩ふり食せば
頰
(
ほほ
)
おつ甘さ
5
畑仕事
(
はたしごと
)
精出す父から届きたる 新玉ねぎを毎日食す
6
誕生日結婚記念日忘れても
夫
(
あなた
)
が元気ならそれでいいや
5
借り物の翼で飛べず墜落す桃色のくも空を流れる
3
早世の天才たちは美しく言葉も顔も褪せず輝く
3
イケメンを はべらせていた 龍宮城 女王の虻は 音で心刺す
2
文字を書くことが楽しい姪っ子が大きな文字でハガキをくれた
8
絶対に 食べれん草の パクチーの うまさを知った あなたのデート
5
ソロデビュー三十周年ムック本衝動買いすhideはカリスマ
1
入学し卒業までの三年で 嫌から好きへのグラデーション
6
大切にしたいのはほんとうなのに捨て方ばかり覚えてしまう
7
手をつなぐ 思いが皮膚を 突き抜けて 伝えることが できたらなぁと
5
宅配を今朝からずっと待ち続け みるみる玄関綺麗になる
4
伸びていた草木の手入れを少しだけ気付かれ無くても気が済めばよし
8
玉ねぎの芯の方から腐りたる 誰にも言えぬ秘密あったか
26
あの頃は我にとっても毎日が母の日なりし子の背をさする
(
)
5
仏壇に真白な百合とパンと菓子 母が供える祖母二人分
4
孫の手と花に頼った母の日は特別なこと何も語らず
3
下の子がズボンばかりを下げてくる 開き直ってパンツで過ごす
3
ペチュニアとトマトキュウリの苗を植え玄関先で夏を待ってる
11
チャリンコは うごいていれば たおれない 慣性の法則 相対速度ゼロでもそうか?
4
雨の中 マリーゴールド 見て歌い 気分上げつつ 駅へと向かう
5
久に会う媼三人はハグののち時を埋めんとお喋り尽きず
7
あの頃は吾子にとっては毎日が母の日なりし首に回す手
4
終わりへの道筋がバレないように目隠しをするようだデエビゴ
3
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
…
次 ›
最後 »