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追憶の思い出の地を歌にする また旅の虫鳴きだしたので
6
4本の腕そのうちの半分を使えなくして駅まで歩く
3
晴朝の薄月上がる洗面の窓 深呼吸する肺は浅くて
5
朝焼けに見惚れた後は雨がふる春の終わりは夏の始まり
15
太くなり細く切れそでまた続く人生みたいな林檎の皮むき
11
ボロボロになった育児の参考書は 過去の吾への頑張ったで賞
8
歳の近い姉妹は互いが必要で“塩と胡椒”のようだと思う
6
元寇は話し合いで済んだ まだこんな事を書いているのか朝日と云うは
3
親が本を読んでいれば子も真似をする? うちは例外
3
習・金の写真を踏める火で燃やすこれも「表現の不自由展」に
1
浮き上がり潜航艇のやうな亀くびを伸ばして吾が顔をみる
9
夢なれば嫌な者とも笑ひつつ酒など飲んでをるではないか
4
晩酌の吾を見上げる此の犬は肴を置きし飯台の下
5
ぬけだせぬ見えはしないが確実にがんじがらめに縛られている
6
このままじゃ生きていけない苦しみも眠ってしまえばすべて忘れる
4
飛び交ったLINEの波を見送って 明日晴れたらいいね、おやすみ。
6
人の世の 儚き夢をなぞりつつ うつろう影も 延びる黄昏れ
15
私だけ置いて母さん逝かないで よく見た夢はそうなってしまう
9
抜かずにおれば紫のこのような花つけたろと土手の草見る
7
奥入瀬の 水面を染める 春の雪 分水嶺に 美を描くとは
13
立葵天から伸びる指先に真っ直ぐつまみ上げられていく
6
あなたのいない世界でも 私は多分生きていく 鬱金香の香る季節に
4
嫌われた事実を受け入れないために嫉妬されたと脳内修正
12
やっぱりさ生きてんのって疲れるね五月の影の濃さ見つめつつ
11
三文の徳って一体なんなのさ朝まで泣いた枕は砂漠
13
陽の長く なりゆく日々よ夏近し 八十八夜も すでに過ぎれば
8
コーヒーをブラックで飲み大人へとちょっと背伸びし新聞も読み
8
大の字で寝ている僕の左肩丸く寝るハナ猫なのに「犬」
13
筋トレを 二人並んで 始めた日 想像したや 老いた私ら
4
朝なのにやる気が出ないこんな日はミルク粥食べとろけていよう
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