あきらめと期待のあわいに春の雨 傘もささずに待ってるだけだ・
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チュンチュンと スズメが歌うは 愛の歌 優しい朝日と 君を抱く歌
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終わりだな 焼かれて消えろ 種族ごと 憎悪の掃き溜め ゴキブリホイホイ
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眩しいぜ 直視できない 夏の星 網膜焼き付く 灼熱の君
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青空がピンクだったら良かったな君はド派手な煙になったろ
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「うそじゃん」笑うあなたの無邪気さに焼かれ死にたい何遍だって
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悪役にならねばならぬときもある 恋はいつも正義を邪魔する
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男は未来が見える 本当さ だからキミを幸せにできない
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冬服をしまうか迷う春日和 ロングコートで会ってもいたい
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日本でも戦争ならば起こってる 心と心 殺し合うとき
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これが無意味ならそれとかあれとかのために死ぬのはもっと無意味だ
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おかしいよ、春は きっとこの情がナイフでも刺せないんだよ 
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千本の針を飲むから許してね いい子のフリしたわたしのことを
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熱湯に落としたい人と熱湯に落ちたくない人の掛け合い
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やわらかき 背中撫でさせ 横になり 眠気を誘う うさぎかな
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深酒か 偏頭痛か どちらにしても鎮痛剤
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雛飾り 片付けたあとには 酒並べ 来年までの陣取りに
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眠りたい 飲み干すけれど 回らない もう三合目 寒の戻り
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アルバムのフォルダを開くたび会いに行くよあの日の君と江の島
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宝とは 若さが見せる 蜃気楼 老いれば覚める 秋風吹かせて
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散らないで 彼と見たいの 君のこと お願い届けて 桜の神様
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夜の中 東京タワーが 沈んでく ブクブク言うのは 降る街灯り
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いませんよ 影はあるだけ 物言わず 怖がらせるのは 人の世の闇
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俺のミスじゃないと言うため現れて(*原文ママ)と捨て台詞吐く
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衣食住は足りていますから支援物資には君の愛だけ詰めて
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「会えない時間が愛を育てている」切符の前に言葉は無力
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車窓から流れてく景色みたいな そんな良い感じの走馬灯
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刺され染みる血の色花に隠匿し迷彩となるチンピラのシャツ
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カラス等は 追いかけっこした尾羽根 また離れたり 新築の家の上でお戯れかも
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花粉症 過剰反応だらけの春が行方知れずの花を呼ぶ 
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