儚くも この世の命 短くも また復活し 新たな命
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肉体に 巣食う悪に 負け続け 命を落とす 人やや多し
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台風が もうすぐ来ると いう時に そよ風吹いて 涼しいなんて
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遠き日の鎮魂祈る記念日に世界の平和に想いを馳せる
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歴史喪失そののち四月朔へと雪 長靴の裡入るけがれ
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歌詞サイトコピーができぬこの仕組み何とかならんか無理ぴえん…/題『死語』字足らずの苦肉の策
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なんでもおおくの役目やくめこなしたるおんなったらしシロッコしろっこぱねぇ!/題『ガンダムかるた』・な
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増長すこの若者らみづからを皇帝と呼ぶすめろぎ擱きて
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晴天の霹靂のまま雷音に不吉を感じニュースを開く
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飴ちゃんを舐めずにすぐに噛み砕くこの悪癖何とかならんか?
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雲を見てふと思い出すことがあるいずこへ消えた風船の人/風船おじさんを偲んで←アラスカあたりでご存命かもね 
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四季を香で感じる我が秋だけは肩の重さで感じ入るなり
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呪はるる國民たるを耐へず戰争の責任転嫁さる 死者へ
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国語だけ取り柄となった高校生テストで満点有頂天/題『学校』
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君去りて寂しさばかりが募る日々我も追い付くその道辿り/題『ポエマー』
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初霜の季節にお陽さま欲しがるが暑さに汗かきゃ時雨が恋し
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亡き母の遺影に顔向けできもせず我仕事無きこの世に居ず
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歌碑のそば泰山木にかしずきて木槿むくげの白の清けき夕暮れ \ 前田夕暮の歌碑 
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千里寄せくる海の気を 吸いて魔物となりにけり(台風は海の子)
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おおかぜが千里の波濤を越え来たる 渦の瞳を鈍く光らせ
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まどろみて夢に見ゆるは黒髪に隠れた君の白きうなじかな
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盆過ぎて孫らの帰りを見送ればきみの肩からサロンパス臭
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私へのあなたの気持ちはただの「恋」 私の恋は、悲しみの「孤悲」/『万葉集』の「恋(孤悲)」の表記から
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日本に稲作文化のなかりせば卑弥呼もおらず万葉集さへ
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二回目で角砂糖抜き覚えられ早や常連になった気がして/丸福珈琲店にて
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熱が出て良かった これで堂々と言える「本日お休みします」
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頭から手足が生えた子供の絵どれもがみんな優しい笑顔/頭足人を詠む
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あと少しもうあと少しで射抜かれる 私の心は障子みたい
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飛び降りれば死ねる高さに住みながらどうして一歩踏み出せぬのか
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ねえかみさま 二度とわたしを描かないで ほら右手出せ、へし折ってやる 
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