サクラ咲く 寒の戻りに凍えをり 卯月朔日みぞれ雪降る 
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まだ見ざるたそかれときの思はれてすでにさみしきあかつきの城
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真夜中の幽籟はもう怖くない。あなたが死んでからというもの
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日常に戻ると不安を思い出す 何でも忘れていたいのに
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悪い子の定義がアイス2個食べることのあの子はずっと幸せ
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猫だけが友だちだった子供には毛繕いだけ仕方がわかる
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おめかしをカードでしてたあの頃のリボンを揺らすあの子が憎い
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空は青 芝生は緑 牛はモウ なんて素敵な悲しみ日和
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細胞が分裂しそう一斉に そうしたらママ、僕ってえらい?
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さくらさんだっただろうか教室のどこにいたってきみを見ていた
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ねえ、ルーシー ごめんそれしか呼び方が分からないんだマザーぼくらの
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故障したスピーカーから音が鳴りきみが笑ったぼくの命日
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くらやみを這ってねむりはやってくる ばれないようにともだちになる
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私が『可愛い』の定義壊すからあなたも『ブス』の定義決めないで
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私には 一生共感 できないと いつも思うわ 君の「死にたい」
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年度末 年度初めと 一日で ごろっと変わる 昨日と今日で
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僕はもうあの日の柔い靴擦れと肩の力みを思い出せない
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純白は触れたらそれで白くない芸の道とは朱くて黒い
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身をもって売り込む事も芸のうち瀬川瑛子の父の格言
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夜深く 電灯消えた モール内 映画観終えて はずむ足音
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こんにちはそんなところにいたんだね全てを白に染める光線
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寂しさを飲み込み僕は鮮やかな花束だけを渡すのだろう
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さらさらと 木々のささやく 音がして 思い出詰まる 弥生過ぎゆく
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前かごの蛙よ線で流れてる世界は見える?僕が神だよ
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もふもふよ なぜにこんなに愛しいか 今夜も「ぱじゃま」を毛づくろいしてる
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あのとき渡した百数十円今は足りない自販機のコーラ
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咲ききれば伐(き)られる定め古桜(ふるざくら)何も言わずにただ咲き誇り
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晴れの陽を見ずに散りゆく花びらはどこか私と似ているみたい
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美容院 一万三千 かかったから 二時間無料に 間に合えと小走り
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人ひとり死んだくらいじゃ歯車が狂いもしないただしい社会
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