「好きです」と言われたあの日、君のこと、きっと叱ってやるべきだった。
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春の夜(よ)の そほ降る雨の冷えぬれば 櫻(さくら)を隱(かく)す雪となるらむ
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もう会えぬ 会うこともない 悲しみを 覆い隠して 生きてゆくだけ
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うなだれて墓標のように立っている大きな男の小さな背中
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咲き誇る桜並木を通り抜け励まし貰ふ通院の朝 /夫
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冬物の上着羽織って散歩するなぜ寒いのか弥生の終わり
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花の香に包まれて笑む幼な子は幸せ届くタイムトンネル
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人の世は汀(みぎわ)に築く砂の城 浚(さら)える波もやがて泡沫(うたかた)
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アメンボにトンボにカエルも歌いだす 愛しきイエス我らはここに
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ヒーローが目の前にいる興奮とそれを分かち合える喜びと
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民人に奇蹟は起こるかと尋ねられヨハネは天を指して笑った
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風に舞う一枚の葉の身の軽さ翻弄さるるは生まれあわせか
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鏡の中日焼けのシミが今さらに頼もせぬに証拠提出
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満開の桜の下で 囀(さえず)りをBGMに 一人お花見
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3月の 最後は風が ひんやりと ココアを入れて 呼び戻す春 
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私はサボテンだからと言い聞かせ ハグせぬ皆を恨まない 崖
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夕暮れの桜吹雪を切り裂いて飛ぶ白球に胸を躍らす 
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百やって 一上手くいく ことならば やってみる価値 あるんじゃないか
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帽子なく 寒い畑に 出かければ 耳鳴り戻る 医学は真理
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世に穢れ 一人暮らしの お爺さん 子供が好きと 言うから不思議
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音楽は人生の暗い夜のとき 足元を照らす輝く月の光
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学校に行きたくないからズル休み だれか私に病気を下さい
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映画館君が画面に映る度 輝く光が僕には眩しく
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美しい ものは続かず 儚くて 心閉ざして 奪われぬよう
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どうせ死ぬ 恐いもの見て 生きたとて ホラー映画と 思えば楽し
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対世界陣営味方数は1音量上げろ俺のイヤホン
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マスク取る おばさんたちの 顔見れば ワインビーフも 冷めないうちに
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休館日 箒片手に 屋根に乗り 意気揚々の 爺がはしゃぐ
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冴え返り花隧道に人気(ひとけ)なく ジンソーダ缶持つ手かじかむ
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桜咲き あなたと別れ離れゆく この恋心は知られぬままに
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