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気がつけば運転席にいる自分 後ろの席にはもう戻れない
1
恨まれぬために役立つことをする ローマ時代の奴隷のようだね
1
復讐を砕いて砂糖と火にかける 蜜より甘いジャムの完成
3
LINEくらい返してほしい 四十九日 ポルターガイストをこいねがう恋
5
天国は最高らしい きみからのLINEがぜんぜん既読にならない
5
出会った日奇跡みたいな星空に恋を信じてみようと思った
8
「死にたい」の弾丸込めた送信欄 きみが見えたら引き金を引く
4
疲れたよめっちゃ疲れたさすがにね床に入って身体のびない
15
息子ほど歳の離れた頭脳派は思いやりだけ少し足りない
16
青い春観なくなったよこの歳さなのに銀杏聴いてる不思議
10
放課後の マウンドに立つ 華奢な脚 コールド負けの エースに抱かれ
5
あったかい春の日差しに優しさをもらって君に会いにいきます
22
教室の 窓から眺めた 並木道 今はオフィスの 喫煙所から
7
死に際に 夢見しあなた 若き日の 濃紺のゲートル 嗚呼麗しの
5
大きな目 優しく笑った あの日から 冴えない僕の 生きる理由は
7
桜木よ 叶うものなら 時を超え 入学式の 君と話せたら
9
あたらしき 学徒を迎えし 並木道 穢れぬように 踵を返す
5
足立区の 共産主義的 人形屋は プロレタリアの 人民服を着せて
5
吉野家で コの字のテーブル 越しに見る 下品な女の 紅生姜丼
5
吉野家は 焼肉丼を 食べる店 貧困層かな 牛丼汁だく
5
吉野家で 迎える朝日 徹夜明け クーポン悦ぶ 二十五の春
6
ささやくよな言葉みたいで好きだった あやまちだとは思いもせずに
5
すきだからサイゼも松屋も全然いい 知らん人とは行かないだけで
7
頼んでもないのに春は夢みせる花は飛沫で櫂の手 卯月
16
自転車の写真を選ぶ スパナでも歯車でもない証明のため
5
そっと窓開け流れ星だと気づく 眠れぬ夜のラッキーチャンス
14
蒔かず刈らず蔵に収めぬ生き物のそれなりの死亡率のことなど
2
物語のように桜は散っていき雨が最後のページを閉じる
10
紙箱におさまるよっつの宝石を深淵のごとくみつめる零時
4
向きあった過去の数だけ華やかに生まれかわった今年の桜
8
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