公然と聞こえるほどの大仰なため息つかすここも他所よその地
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あまりにも丁寧言葉使い過ぎ 今の時代の文化とは言え
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通りゃんせ聴きたくなりて電柱の盲人用センサーに当たる
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カレー屋の店主背の低しわれよりも かつその諸手でうまし飯つくる
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昼間より酒に溺れて地を這へるわが眼前に蜥蜴横切る
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昼まより酒を呑みゐて落ちぶれしわれも影ながくありがたく歩く
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やけくそに歌を作れるわれなれば三十一文字みそひともぢのいやにうらまし
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笑む父を 車椅子ごと 抱きしめる 手術乗り越え お帰りなさい
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師走なる 八百屋の果物コーナーは 一面オレンジ みかん・柿・金柑
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放課後が好きというより夕焼けが好きなんだよね(爪を見ながら)
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鉄格子左右から出るちいちゃな手今日の別れか明日の約束
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床さんと小銭さんとの大恋愛 キスをしたいと財布飛び出し
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系とじる ひらくとか 鉱物も 鎖国をするの まるで呪文ね
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「まさか」とは 二度も最悪続くのか 一字違いで 「またか」と絶句
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空っぽの 袋まっすぐ 立ちにくい 中身無いから 今の政治屋
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秋だねと微笑む君の足取りに 歩幅を合わせる体温を知る
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いつかわたし春の虜になりぬれば蛹を破つて出てゆくからね
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ドカ盛りのラーメン食った次の日の 12時過ぎの腹の減らなさ
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学校で何をやったらこんなにも 黒くなるのか君の靴下
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早起きし君は毎朝読んでいる 飽きることなく同じ漫画を
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季語として歳時記に載る言葉ってハッシュタグだ平安時代の
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煤払すすはらいこの日に年越しかんがみるやらねば消えてくされどしんどく
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ニャーのまえ「N」ひとつ入る ちま猫ちゃん 「んにゃあああーん」と よくいっている
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今季初 蜜入りりんごに当たったよ 今日もいい事あるといいなぁ
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かたぶきし日ざし照りつく国やぶれ蝿取紙の四畳半まで
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冷える身をそっと温めてくれるキミ 冬の恋人ネックウォーマー
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驚愕の疑わしきは罰せずで紀州のドン・ファン妻は無罪に
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受診後の新年会の約束は同病同部屋相あわれむ友
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暗室で「ラムネ・ラムネ」とせがむ子に「もう少しだ」と云う父若く
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どう飲むかあつあつコーヒーin魔法瓶 不慣れなことはするもんじゃないな
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