足もとに気をつけてという看板に 気を取られて滑りそうになる
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絶対に遅刻しないという時計 今が何時かずっと気になる
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またキミの誘いにまんまと乗せられて 気がつけば夜2人コンビニ
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横にズレ横にズレても寄ってきて 追い込まれたら逆襲にでる
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唐突に隣に座ってくるキミに 少しビビって少し離れる
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ライオンが見つめる先はなんだろう おはようからのおやすみまでか
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お座敷に通された時の先輩は いつもに増して小さく見える
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うた詠みて来しつもりなれど繰り言を三十一文字にまとめしごとし
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秋の日に 額に汗して サツマ芋いもを掘る 孫達きみらの頬張る 顔が見たくて
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「美しい。」そんなことばを言いわけに、すき放題する虚無主義者ニヒリストごう
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「一生」とかっこつけつつ、ほんとうはその一瞬がうれしけりゃいいの
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私がいま眠ろうとするこの時に、私を待っている幽霊めざめる
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松代の皆神山をあおぎみれば 遠い夏の日のあなたがひらめく
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一つだけ、一生片手に置くような。そんな歌集を探して尾道
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落葉らくようもいつのまにやら見過ごして だんだん季節ににぶくなるこころ
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教科書や辞典にもないこの「何か」の名前付けたくて春の日をあゆむ
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中央線 あたたかい陽のふりそそぐ車内 ゆられて眠くあくびする
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五時半にタイムカードを打刻して上司の会議に召喚される
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うかうかに憧れ植えた瓢箪は育成失敗引き抜きほかす
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憧れに必死でもがく滑稽な君を笑いに変える奴は敵
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花畑 空舞うてふも 希うこいねが ヒトヨノユメを 見れるようにと
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静寂を赦しと思う なら今日のこの喧騒は罰だというの
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ひと月の 目標立てた ランニング 日割り計算 ノルマに変わる
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愛なんて この胸に刻み付けられたもん以外全部パチモンなんで /(リメイク作品あり2025/1/22分)
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たった数秒間 君と月見をしたことを いつまでも忘れない
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自由になるためのパーツは知らんに誰かに勝手に捨てられていた
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悲しくて胸が痛くて 季節的なものなら 四季、消してみないか
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帰省した夜、目が覚めた コーヒーの粉どこだろう ねー、おかあさん
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ひとりで住む母に電話す会話しておとつい母が熱出たと知る
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たっぶりとホットプレート焦がしつつ止まらぬ喋りお好み焼きと
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