卯月来る されど何ゆえ 夜寒き 寝間着毛布 未だ冬なり
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もうすぐねおわかれだからあのときのなみだないしょだよもうふさん
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寂しげに机に肘つく横顔は君のいつもの顔と違った()
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桜花散るその下歩く二人には哀しい影がまとわりつきて
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四月というマフラーを巻いて走っている 親も子も柴犬まで
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呑むごとに奥から壊れていくような気怠(けだる)き気付(きづ)き「老い」てふイノチ
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花見とか行くのもだるくなってきた代わりに食べる桜餅とか
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一万年あまり続いた縄文時代いまのこの世が仮想現実
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寝室のダブルベッドの ど真ん中 小柄なねこが堂々と寝る(おかあちゃんまってる)
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幼き日怖いと感じたあの歌 今はどこか遠くに行きたい
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春はハム、6メーターの季節なり。アンテナを上げワッチつづけむ
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列島を 縦断しての 桜旅 車窓から見る 大山(だいせん)の雪
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夕暮れを合図に飛び来る磯鵯(ひよどり)の囀り聴けば一日(ひとひ)が終わり
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ひかえめに桜並木の隅で咲くソメイヨシノじゃない花も好き/大島桜だった
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俺がしぬ あいつをころして俺もしぬ キミをころして俺もしぬ、どれ? / が死合わせ??
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マッチング 登録だけで見て終わり わかる、やっぱり 君越えれない。/ 虚しいだけ
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蜃気楼上に屹立するバベルの塔を想像する脳髄か
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秋晴の清しい空や靖国の奉納舞は厳かなりき
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「余ってる酒がないか」と尋ねられ手ぶらで行けぬ宵待ちの花見
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気分だけ味わいたくてオードブル そりゃ姉様のやつのが美味しい>でもライフのも、なかなか‥
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夜桜を 仰ぎ見れば 雲間に月 時おり顔を出しては光り
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戦争と別れと涙の連続で洗礼うけて四十五年
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GPS付く標識鳥は我が町を発ち八時間休まず飛べり
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まつすぐに突き進みゆくきみのあと残されし花の標(しるべ)は消えぬ
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若い母の苦労をこめた英和辞典 慈しむように表紙を捲る
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くちずさむほめるてれるまたうたう うたえないけれどあなたがすき
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古き物 歴史を超えて 今ここに 創り手により 新たな命
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春よ春 メータのゼロとロクジュウの隙間に のほほんをおいていく春よ春
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ゴハンまつ(待つ) ねこと おめめがあったとき 「キリッ」とむだ(無駄)に?りりしい・おかお😼
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めくるめく魔術にたばかられまして馬の踊りて化けたのは鹿
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