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兄たちが食べると云つた昼食に悩んで合わす同じ
回転ずし
(
チェーン
)
へ
5
意に沿わぬ巡る順番提示せばチョコバナナ買う
取引
(
ディール
)
をだされ
7
忖度をしないと決めた下の子はグルリの森に三度も入り
6
同じよな家族のあとをついてゆくこの坂の上門があるらし
9
出遅れて駐車場なく回された臨時は遠くたどり着けるか
7
兄映画妻付き添いの子どもの日弟とゆく桐生公園
5
舞ふやうな白を支ふる紫の花びらひらひら庭の
菖蒲
(
あやめ
)
は
27
ここにいるみんな生きて電車に乗れて 普通にすごい。
8
早苗田の
黄金
(
こんじき
)
色の水鏡 朝日を浴びてツバクラメ飛ぶ
24
初夏の茄子 煮浸しにして 薬味乗せ 届けし友の 愛情も乗せ
31
村上へ藻塩を買いに彼と行くモナカどら焼き大人の遠足
7
地獄には なにがあるかわかりませんね あなたは いない でしょうけど
5
三代目ぽちは 初代のぽちよりも 飯をよく食べよく遊ぶ
8
不要不急 それこそだいじだったこと もうね、不要にでかけていいよ
6
帰宅せば みかんの花は ほぼ散りて 気持ちはまるで 浦島太郎
15
本当は 言わなきゃいけない事もっと あるはずなのに ありがとうだけ
12
天井と年収の壁壊そうと女たちはフェミに武装す
5
ありがちな 言葉だけしか出ないけど 君といられて幸せでした
9
今頃は もう着いたかな 弾むよに 駆け抜けてって 虹の向こうに
9
合法な
姥
(
うば
)
捨て山と例えられ老人ホームで笑う
姥
(
うば
)
たち
32
家の戸を 閉ざし守ると 決めた人 窓に背を向け 中のみぞ見る
6
「またいつか」 駅のホームで 手を握る 皺深き人の 別れの切なさ
12
北からの 汽車を乗り継ぎ 来た友よ 綻ぶ祖母の 頬は染まり
6
感情を誰かにわかってほしかった。剪定してたら枯れてしまった。
10
晴れか雨 1日のうち 何回も 天気予報に ふりまわされる
(
)
6
値上がりの米の値下がる気配なしどうにもならず音を上げる吾
12
リキュールをワインで割ったカクテルを 3杯飲んでも そこそこ
素面
(
シラフ
)
14
月がきれい 送る相手もいないから 月も見ないで猫と眠る
11
揺れますと 言われて思想も この先左に傾いて あ 落ちる
4
孫が来てお礼を言われ嬉かり、ずっとこの時が止まっていてほしい
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