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箱根路を待合室で観る三日襷が先か結果が先か
2
隔離され手袋をしてトイレ行く検査キットは陰性だけど
4
逆ならば子どもの世話が出来るのか いつもこちらがダウンでごめん
5
麦の穂に身をつつむふたり雪のふる 蔵王のこけし静かに春まつ
11
元旦に熱が出たから寝正月頭
擡
(
もた
)
げる能登の地の揺れ
4
えさをまく水の流れに憩う鴨 カラスは和のそとよこどるガキッコ
9
兄弟や親との絆背景に仲間と繋ぐ襷の重さ
11
ベンチにいるが心は海原へと向かう 氷川丸の錨にユリカモメ並び
16
蕁麻疹で8年薬疹で10年母のアレルギー体質受け継ぐわれは
11
ドラキュラでない私は朝昼夕いぬを引き連れ太陽にあたる
15
元日の客待ちかねて早々とコップ一杯酒飲みにけり
15
亡き父が丹精こめし白梅を元旦なれば玄関に置く
26
元旦のまぶしき太陽目にしたる妻はおもはず合掌をせり
10
泣けてくる 寒くはないか食べてるか 知らない人のこと思う朝
21
近いから届けに行こうかこの水を 思いつつ見る水の直線
8
想定やデーターを越え走る
若者
(
ひと
)
箱根に起きる青の奇跡よ
6
箱根路を若人達の駆け抜ける 地を鳴らしつつ風を切り裂く
6
深爪とまつ毛にのった雪にだけ僕が泣いてる訳話そうか
20
お年玉いくつも手にして吾子の子は チラッとママ見る小さき眼
8
驚きて次に悲しいこと起こり 家族皆して寡黙な初春
12
大地震七十二時間の壁迫る 埋もれる人の無きこと祈る
8
日常と言う幸せの奪われし 北陸の地に雨降らないで
7
帰省して「おう」しか言わぬお互いに言葉不要になるのか父と
30
夜毎
(
よごと
)
襲う不安を
祓
(
はら
)
う温かな朝日にそっと指を
絡
(
から
)
める
9
夕焼けを背負った雪が着地するばあちゃんからの手紙なのかも
17
凄惨な能登の街並み次々と余震に怯える孫らを案ず
20
極端に近視の僕は「戻ってこい」と太陽に向かって叫んでいた
4
古びたしおりを除け 林達夫の
随筆
(
essay
)
を読む 嘆息しつつ
5
天井に忍ぶネズミよ今日だけは、朝までずっと足音鳴らせ
7
募る不安弱音を吐けば糸伝い、「ここでみてる」と網の先から
5
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