一言も発しないまま二日間ベッドでスマホいじくるだけの
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時折に訪ねくる息子(こ)の腹回り気がかりなれど甘味勧める
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つば九郎が宙返り
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お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で 15分間
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窓を出て外で遊んで猫さんは反対側の勝手口(かって)に戻る
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甥の顔眼むる白き顔声かける遥か遠きの笑顔が目に浮かぶ
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夜の空煌(きら)めく灯(あか)り忘られぬ思い出の日々君懐かしむ
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なによりもつよいひかりがあればいいはやくこのめをつぶしてくれよ
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今日だけは おうち時間を楽しめと 云ふが如く 連休末の雨
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「さむい」とふ箪笥にしまった形容詞 冬物毛布と再び取り出し(14℃)
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そのへんのチラシで兜を折り折りて すやすや眠るねこに そっと乗せ
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タンパク質 昨夜 鴨とか食べたから ヨーグルト今朝は無しでいいかと
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ねこにはね かふぇいん(カフェイン)いりの のみものは いけにゃいんだよ むぎちゃは・おっけー
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ごふんごに せまるさよなら すこしでも ぼくらはあるく うごかないほどう
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うとうとと すぎゆくまちを とびこえて けっきょくあすを とりもどすのさ
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たのしいね おうむがえしの たのしいね これがぼくらの あいことばだね
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たのしいね じゃれあうぼくら くりかえす あいしてるよが もったいなくて
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電器店 掃除機試し 真剣に 家より掃除 悩んで帰る
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並木樹が植え替えられた何の樹に 白い花だよナンジャモンジャだ
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こどもの日ぶらっと立ち寄る次男坊おじさんなれど子どもはこども
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まぶしさにゆくても知れずありし日にのぞかれている過去のひとみに
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難易度は買うたび上がる如何(いかん)せん魚の栄養魚からしか
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庭面(にわも)にも 晩霜(おそじも)降りし 春の朝 土踏む音に 耳立てる猫
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陽だまりにアンモナイトの型で寝るネコの真中(まなか)にわが面埋(もうず)めり
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朝未だき落ちる瞼に隠されて世界は闇に逆戻りする
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十数年 誰も触(ふ)れずに 錆び付いて 音の狂ったピアノは隅に
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週明けに新しき職場で履く靴を準備する今日は子供の日なり
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二十円引きクーポン+(プラス)値引きシール=百円切ったおにぎり出来た
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納品は毎日つづく裏腹の大小二つ口内炎でき
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子とすごす当たり前こそ有り難くもう死語となる「家族サービス」
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