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さかいめは当然現れ目喰らわすチェンジなんだよ仕方がないさ
3
ついてよい嘘といけない嘘があるわからぬならば嘘などつくな
7
今晩もあなたは背中むけたままブルーライトを目に点滴する
6
キミの「好き?」 いつもの
笑顔
(
かお
)
で俺に聞く 「君がすきだよ」ほんとの気持ち。
9
男って やれる女に優しいと、言うのはほんと? 俺もそうなの?
6
大学をしぼったような味がする110円のグラスワインは
5
神だってウソをつきたい日があってたとえば晴れた日の雨のこと
4
想いなど どれだけ強く焦がれても ひとには見えず 伝わらないよ
8
家 幼稚園 学校 習い事 会社 サークル いつも所属の気配だけがある
2
やっぱり私の子だね その言葉のために生きている 惨めさ
2
ガーデニング 母が唯一愛したもの 我もすなるかなと庭を耕す(母の子だから)
4
憎み、愛し、恨み、倣う 母と同じものになってゆく
2
自身の肉を食らい いつか消えることを願う 悪癖
3
暴力の象徴たる母の手 今や温く我に寄り添い 媚びる
4
愛する母と心中未遂せし兄達を羨む 埒外の我
3
青春を味わう前に噛み砕く血の味の方が似合っている
2
「愛してほしい」ふと口ずさむ回数が減って 婆あになった己を知る
5
どこかに行きたい 家に帰りたい でもここが家なんだ どこにも行けはしないんだ
3
シーグラスの如き母 棘も濁りも 我が傷へと捨て果てつ
3
私にも可愛い頃があったわけ 怪獣だってきっとそうだよ
4
お礼受け 鵜呑みの自分振り返り 重ねた親切 穴入る道化
2
午後からは桜見ながら散歩してゆるり歩けば雨も降りだす
9
生きている夜夜夜は一人ハグするしかなくて 人との散歩
5
遠い目の先の幼子なにおもふ我に子どもの年聞く人の
6
日直の仕事 黒板消し・花の水やり・天使に揚げパン配る
7
お
社
(
やしろ
)
の大き桜を独り占め ちょいと田舎の贅沢な春
25
会いたいよ(お花見)来れたらおいでと 涙出る ほんとは楽しく飲み食いしたい
16
花たちが咲かなくなった日本にて デジャヴのように君と会いたい
2
時にふと昔のことを思い出すあれはあれにてあれ以外なし
4
パフェ食べる鬢付け油の浴衣衆 深刻顔の友の向こうに/『ファミレス』
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