眠ってる夫の首を絞める真似して憂さ晴らすお茶目なワ・タ・シ
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地震なゐありて地図を取り出し見つめたるあの日の波を如何いかにか忘れむ
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シーブンは沖縄文化 近所でも豆腐を買うと飴がもらえる
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恐竜を愛して止まない下の子はトリケラトプスに「兄さん」つける
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人間は何度も何度も間違える 辛い記憶を記念日にする
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図書館の裏に桜のあることを君も覚えていたんだね
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噴火口と見るかペン立てと見るかでカヌレのキャラ付けが決まるんだな
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愛だよと 声高らかに 叫べども 欲に塗れて 愛とは呼べず
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金金と 金を欲しがる 若者に 何をか言わん 貧乏人が
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貧しさも 個性となりぬ 仕方なし お金が嫌い 腹が立つほど
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人々が 豊かになりて 贅沢し この世の富に 執着至極
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神にしか 人の心は 見えぬもの 蔽い隠せば 人は気づかず
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憐憫の 情を感じて 動けども 他人の心は わからないまま
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心配を してみたところ 真実は 別の所で ありそでごわす
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目覚めれば デカい頭が 冷えすぎる 春と言えども まだ弥生かな
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人として 人間として 生きてゆく その哀しさと その儚さよ
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誰も見ず 誰も聴かない 投稿に 何の価値あり 淋しき祈り
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公園のベンチ 生は死の始まり ワンカップ持っ手に花びら
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生活を単純化する 散歩の他は右の手に酒左手に本
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ニーチェは言えり一人の狂人(プーチン)にても世界危うい
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解約でやっとふつうに使えたよいままでのそれはなんだろうか
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桜散る 無人の駅に二人きり 旅立つ君の 顔すら見れずに
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むず、ムズムズ 鼻の根っこにいる「ヤツ」だ ムズムズむずむず (間)ヘックション
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金曜午後10時映画の帰り道 歩幅合わせるただ一人、影
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教室で 毎日会えた あなたとも 花催いかな 想いも桜も
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煙吐く シーシャの香りに父親が吐いた煙草の煙が浮かぶ
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生きてるとどうやったって削れてく削れやすさは人それぞれで
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きっとまたいつか誰かとあの場所で茫洋さこそ救いになるね
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オモコロの人たちはみな笑ってて仕事とはいえ真似はできない
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ダメならばそこが全ての始まりでそうでなくても生きるしかなくて
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