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湖を 歩き巡りて 写真撮る そこに映らぬ
愛犬
(
あのこ
)
を重ね
18
いまはただ来るか来ないかにかかわらず食べたがってたケーキを焼いてる
3
小さじ一半の醤油は二入れる 四捨五入しても味は変わらぬ
6
間違いを教えてしまいはや五年あの人その後どうされたやら
8
山歩き心地良いけど嫌なのは 知らない蟲がたかってくること(虻っ?蜂っ?)
10
雨後の朝
小
(
ち
)
さき多肉の葉は伸びて 月下美人の目覚むる皐月
19
白二点 ヤマボウシの花 富士の雪 武蔵野の丘独り歩いて
18
素粒子が人間にまで成り下がり そのことに意味 あるかないのか
3
蒲公英
(
タンポポ
)
の綿毛を手にし風を待つ
三歳
(
みとせ
)
の孫の眼には青空
25
並ばない万博なんてアルワケナイ 夢物語よ 誰が言ったの
14
ねこがねこを うでまくらしてる 微笑まし 朝の光景 目の保養なり
19
やわらかい毛布のような君の声
10
年ずっと包まれていた
5
本当
(
ほんと
)
なら 生きていれば・・・を 飲み込んで 十六歳の 日を祝うなり
20
愛犬
(
きみ
)
が去り 初めて迎える 誕生日 いつものように ケーキを買いて
24
大雨が 嘘のように 晴れ渡る キミも
空
(
そこ
)
から よく見えるはず
18
塞
(
ふさ
)
がった耳軽くなる
凄
(
すご
)
かった豪雨小雨へやだ息が合う
12
評論家 操り人形 黒幕が コントロールして 踊らされている
4
昭和には 冷房中が 売りだった クーラー効いた 喫茶店は天国
6
暑過ぎて クーラーつけて 寝たはずが 汗びっしょりに 暖房をつけていた
5
幼少期 電車の車掌 なりたかった どう間違えたか 経営者になってもた
6
信じとこ 星に祈りを 捧げてる 好い星占い 成就するかな
4
何気ない 朝の幸せが そこにある コーヒーの香りと 傍らの君
13
マジックで外箱にかく筆跡を変えてたのしむ
祭日
(
やすみ
)
の仕事
11
深呼吸 吸い込む空気 一直線 身体の中を 風駆けめぐる
15
世の中のこわい存在識る二歳ヤギを見てママに抱きつく君
11
花が咲く我が家のリビング花が咲く 旅から帰りし
息子
(
きみ
)
の
土産話
(
はなし
)
よ
43
篩
(
ふるい
)
かけどれが地雷か見ているがとんと分からぬ怒りの理由
16
グリーンのペンで書かれた君のメモ持ってるだけでずっと花束
50
山肌に春の残雪眺めいて恍惚とする過ぎし想い出
16
柔らかく柳が揺れる風をもて泪の如く桜散り舞う
26
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