連ドラを一、二話飛ばして見てるよう 接ぎ穂に惑う孫との会話
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草むしり汗かく吾を労うは薄紫のじゃがいもの花
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水吸ひて重く湿った雨後の森 地図と磁石で辿る杣道
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きまぐれの炭酸入りの甘い酒 5月の風におくびを放つ
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藤棚のの下 余韻に浸りをり 数多あまた国宝たからに酔いしれし後 /奈良国立博物館『超国宝』
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車椅子通れぬほどの通路なら「ごめんなさい」はいわなくていい
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呼吸するたびに増えてく後悔をかさねて築く逆バベルの塔
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だいぶ前通った内科がつぶれてた俺の頭痛の記録も消えた
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ベランダのツバメと君が話してる ここにおうちをたててもいいよ
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あのころの未来をいまは生きながらまだわからない人や愛とか
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夏と冬 苦手な君が息を吸うように呟く 「猫になりたい」
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行きしなは我振り返り帰りには妻振り返るふたり来た道
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ホームドア 馴染み始めた制服の前を開ければ汗を拭う風
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暮れなずむ皐月の運ぶ そよ風は ハナミズキの薄紅うすくれない 揺らす
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大好きな酒場で飲もう テラス席を予約しよう 春夜の涼しさに誘われ
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採血しだるさたまらぬ帰り道言い訳で買うかっぱえびせん(380kcal)
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これ見よと満面の笑み芝桜世界の子供しあわせ願う
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休日期間の雨模様 おでかけできないけど猫といられて50:50フィフティー・フィフティー
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春ゆうべ 全ての不安棚に上げ 檸檬酒でもろうか
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古くてお洒落でもなく小さい辺境の我が家 いい風が部屋吹き抜けるだけ
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産まぬこの身も触っていたいんだ命に
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反省をしてるだろ!って怒鳴るけどその主導権あなたに無いよ
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掃き集めすれど猫の毛飛んでゆく生きてるように逃げるわ逃げる
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ジャスミンの 花の香りが 風に乗り 五月が来たと 告げる帰宅路
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いいんです、分かってなんかいりません 歳のせいです分かっています
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薄紅の ハナミズキ咲く 五月晴れ 春から夏へ 橋渡す花
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八月と山似合わない君だけど向日葵ひまわりだけは似合う気がする
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赤ん坊の泣き声と踏切を過ぎる音がした あの日の夜は
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やわらかい毛布のようなきみの声柴染ふしぞめの瞳硝子みたいだ
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新しい彼女ができたら追い出して気づいてた母散れど守れず
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