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真夏日といわれた朝の陽の色は妙にやさしいイエローフィルム
7
心身を休める場所は何処にある生きてる時は入れない箱
5
教養が 死語になりゆく 我が国よ 初夏の憂いは 今続きたる
7
目が覚めて首の後ろに刺すプラグを見失ってる どっちが夢だ?
6
リハジムでティップトゥができるなりほらほらみてね千鳥のおどり
13
見たままを信じていたころ青空は 今ほど見ずにただそこにいた
10
パソコンのスイッチを切り ため息を一つだけして 今日を終える夜
10
ごほうびに待っててくれたか暗闇の 光散らばる蛍は乱舞
9
母の咳
襖
(
ふすま
)
通して届きおり 九十六の不安を思ふ
15
いい香り 美味しそうだね 朝ごはん 二人で食べる 幸せの時
9
幸せになりたい時は窓を開け 風と光を吸い込んでみる
9
ナースらは「お爺ちゃん先生」と陰で呼ぶ。そを聞く
吾
(
わ
)
はまだ
七十六歳
(
しちじふろく
)
なり
9
木々に落ち青葉を揺らす梅雨入らば直ぐ来る夏の猛暑憂いぬ
26
とうとう本日、初インプラント、期待と不安を込めて
6
始発出勤、誰もいないガーデンで、いつものスタバと仕事前の絵描き満喫
9
BeReal手軽に思い出切り取れるけど文字でこの時を残したい
6
叫びたい 想いが胸に つっかえる 酷い湿気と 君の思い出
8
雲間には青空透けて渡る鳥さへ啄まざる廓寥の死骸
6
人生は皆平等に終りある子等よ道は自由な路線
16
ふたつめの信号過ぎる寂しさに運転席を抱きしめて寝る
9
暁や 今日も冷たい君の布団 思い煩う日々ぞ悲しき
6
蛍には忘れられない人のいて 照らしておくれ淡い光よ
11
夕闇に始まる蛍のあちこちと ふわりふわりと優しき飛翔
7
コピー機でコピーのコピーをコピーする あなたの顔もこうして消えてく
7
日常は針の筵の綱渡 網の目ほどの人の目が気になる
5
七つの夕陽を織り畳みもう一度あなたに逢える空に恋降る
6
例えば夜があなたなら唇でそっとまぶたに触れてきてほしい
9
真夏日を聞くカーラジオ助手席に盆提灯のカタログ乗せて
16
ぷっくりと腫れた初期の口内炎日頃の僕の成績示す
6
いつまでも 俺の
心
(
なか
)
に居座って 笑ってくれない だけど好きだよ
14
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