源氏パイ本当の名が出て来ない。そうか「パルミエ」パルミエだったの。
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彼の国で虐殺起きて俺は今傘が可燃かどうかに悩む
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疲レタス疲れた時にいう言葉簡単に騙されないで脳
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怪獣のバラードにさえ怒り湧く愛する覚悟があるのか怪獣
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フェイタスが無けりゃ平日を過ごせない短歌に商品名はいいのか?
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本当の暮らしの支えはブロッコリー調理も楽でチンすれば済む
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深夜にさ憂鬱を文章にするよりも歌にして流せよほどマシだよ
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何年も悩んだ末に買いましたトースター三千円でした
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海に浮き漂っていてそれだけで意外にサメも鯨も出ない
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目を細め笑う顔だけ知っているマスクがあるので目だけ知ってる
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ヤケになり本を買うのと食べた後吐くのはどこか似ているかもね
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君になら知られていいやもう全部 信頼なのか諦めなのか
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最大の関係破綻のリスクとして「家族になる」をまず挙げておく
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新都心 君が居ないなら意味ないし 神保町で本でも探すか
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「大チューバ 中ユーフォニアム 小トロンボーン」と書いた 君が笑った
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お隣りの八百屋に通い半額のシール貼られた惣菜が良い
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2メートルくらいの距離は取ったまま暮らせたらいい、個人的には。
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雛人形あした出すのを手伝ってあたし、お嫁に行けなくなっちゃう
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「愛してる」その一言が聞きたいのだから言うまでやるわ拷問
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「いつか思い出になるから」と思えない日もあるけれど、君がいる日だ
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転がった岩にむすコケ泥だらけ巷の言葉を剥がして候
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無農薬殺意を煮詰めこしらえたジャムもやっぱり赤色なのか
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おれんぢの暁光射し込むこの部屋で 一期一会の春待つふたり
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服を着た子犬を抱いた老人が顔上げ歩く風に逆らい
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「さようなら」人間嫌いのかみさまは人工衛星越しに笑った
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花の名を 知らぬ私は 行く君に 文庫本ひとつ 贈って刻む
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コーヒーは微糖でタバコはマルボロで知ってるだけがいちばん辛くて
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絶叫が耳から消えない。押し入れに隠れて一人生き残ったが
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オロナミン Cがあるなら Dもある 真っ黄黄は 体に悪い
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底抜けに 明るい人を 見かけたら 羨ましいか 疎ましいのか
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