愚痴を言う事すら許されぬ修行 そんなに悟り 開いてません
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あの人の 元気をもらいに 行く電話 結局2人で ずっとおしゃべり
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常にある 「分かり合えなさ」 超えて行く 何かをいつも 探すのだろう
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レッテルで形状を得たいまここのきみの痛みは痛みでしょうか
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いつまでも 変わらずいると いう気持ち 伝える事が 信頼である
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変わるのが 嫌だと思う 気持ちとか そんな想いと 戦う心
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踏みしめる 受験終わりの 道を行く 傘もささずに 雨濡れながら
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たまにはさ弁当持って出かけよう あなたの好きなコロッケいれて
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好きだった小樽焼の濃い緑 窯閉じたらしと報告し居り
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他愛ない会話も出来ぬ寂しさよ 母へ語るも一方通行
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ウォーキング 行こうと思いつつ 短歌詠む 始めの一歩がなかなか出ない
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ウォーキング
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伸びたのは冬だからというその髪を わしゃわしゃしたい私の欲望
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誰にでも若い時がある誰にでも老いは必ず生きてれば来る
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落ち着けよ いやいや知らん あ、そしたら その海とかに入ってみれば?
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よわい経て下着汚れも気にとめずパッドずれても気づかぬ母よ
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あしもとの 張る根は同じ 悪しあし良しよしと 言い換え事実 無根と言い張る
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辛くても仕事終わりの一杯が心を癒す孤独リーマン
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始めれば時間忘れる片付けも読書も何故に取りかかれない
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冬の朝健康管理意識して用意するのは一杯の白湯
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大寒のが 透明で 明るいこと 知らずに終わる ところだった
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これからも ねこの日常アタリマエ すゑながく 詠んでゆきたい 元気でいてね>二千首目だ、わぁ
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別れ文かなの掠れに染みの跡嫁ぐ貴女に幸を願わん
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3ミリの高低差でも進めない台車も心もフラットがいい
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寒風が の実り 頼りなく の民どもは 祭りを憂う
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初物の伊予柑たのしむ 冬の朝 ねこはおめめがしぱーになるが
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玉ねぎが何故か高値のさつま芋南瓜に林檎お手軽で無く
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梅一輪 雪積む枝にぽつり咲く春が遠のく手のひらの上
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黒い猫 もけもけ丸まりあたたかに なんでそんなにすてき、お手上げ
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大寒の雨の朝なる 肌寒く ねこたちぴったり寄り添い眠る
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