晴る世界 慣れぬ幸せ 噛み締めて 芽吹く終わりに 消えぬ想愁
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マイカーに越冬野菜を隙間なく姉の菜園丸ごと積みて
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遊びたい その欲望に 身を駆られ 気づけば六時 幸せな日
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目を覆う両手にどんな感情が載っていたかは知りたくなかった
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"Regrets, I had a few."と口遊むマイウェイ ヒュウと吹く空っ風
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バスタイム設定温度1℃上げ 肩までかりUtakataのぞ
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母すっかり「みかど、美しい」とうっとりし 塩野さん出るドラマに釘付け(もう、帝のお召し物とちがうけどなー(苦笑))
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月を見て綺麗と思うは私だけ 貴方きみは空さえ見上げていない
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ピリオドを告げし彼女の丑三うしみつの救護にならば真摯しんしになれた
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二組がいいと思いし人間の初の羨望グリーングリーン
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あの人を見つめるときの君のの淡い優しさが大好きでした
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沸きもせず冷めるほどでもない加減 ぬるま湯なればこその安楽
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坂道を抜けて角まで行ったなら明かりが見える君の明かりが
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今の世も 昔と同じ 浮世ゆえ 喜怒哀楽も さして変はらぬ
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帰り道 妙義みょうぎの山が しゅに映える 綺麗な夕焼 朱鷺とき色の空
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冬の花 つぼみをたんといだきつも 暖かなに戸惑ふてをり /山茶花
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人に期待をしないと笑うあなたの せめて何かになれますよう
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夕飯後 息子が部屋へ 行った後 黒縁写真に 語る思い出
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電力も石油もガスも使わない 血の熱だけで蒲団はあたたか
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似てないが区別もつかぬ人生の 整理棚のよな箱の部屋の灯(元ネタは公房)
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毛布というさなぎの中でとろとろに溶けて、飛べない朝がまた来る
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まっさーじ あごをナデナデ きもちよい ねこのぽいんと ねこそれぞれよ
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あらちょっと「追い鶏雑炊」美味しいわ ねこ母 テキトー料理は とくいかも(笑)>ちょっと雑炊とり、鶏モモ、ご飯しかなかった(笑)
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起きるたび過去の私は死んでいて夢の中にて別れを告げる
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職場での揉め事仲裁するキツさラジオからサザン♫ほぐされる
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冬なのに溶けてしまったアイスとかそれを忘れて過ごした二人
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春の雨首輪をつけた白猫は雨が止んだらさっさと去った
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雪の日にあなたと交わした約束が蝉の鳴く日に破られてしまう
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新しい朝が来たとてそんなには希望湧かぬよラジオ体操
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第二さえ覚えられずにその上に三まであるとかラジオ体操/第二の音楽の変調が苦手
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