義理立ては 人も自分も 偽って 誰のためなの 後味苦し
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雨がやみ尖った草木と彩りを踏みしめていき秋を知る猫
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早々はやばやと鳥は見つけた秋の味 庭に散らばる柿の食べかす
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いつもより風が涼しい広い部屋食べきれない鍋つつく秋の日
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先逝けば 有無を言わさず 送り役 後に生まれし 者の運命さだめ
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楽天で 防災グッズを 備えつつ そうまでしても 生きたいか問う
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平らかな黄金こがねの海がこの嶋に満ち満ちるまであとすこし待つ
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巻層の空や 行先など知らぬ 向日葵はまだ顔上げて居り
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こんな大きな墓の裏に行き倒れの蝉が落ちてひとり/敬愛する放哉先生オマージュ
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君という アプリを消した スマホから iCloudに データを残し
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眠剤は 友であるのにも かかわらず 僕の不眠に 付き合ってくれない
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昨日の 酒と眠剤の 気怠るさの 重たい朝を またも迎えた
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仔燕の喉元きらり誇らしげ 電線の上 残像の紅
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やっとこさ9月になって暦秋されどまだまだつらき汗かく
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食べるんじゃなかったプリンを1kgもかなり苦しい胃がゲゲボー!
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トラウマのアニメ再び観てみたく『風が吹くとき』『チリンの鈴』を
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野良猫にシャーと言われて落ち込んでイジイジ食べるプリンとプリン
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寿司ネタのようにレールに載せられて親の期待に沿って生きてきた
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実家温度 熱めのシャワーが心地良い 汗と冷房で冷えたカラダに
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納豆のお題の短歌詠みたくてさっき注文Amazonの本/セルフパロディ
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味玉のレシピは息子に教わってプリンは娘の腹へと入る
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独り身が娘待つ明日髪結いに「プリン焼いたよ冷やしておくね」
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きくらげはペンギンの肉?さにあらずただのキノコだざれごと言うな/伊集院光さんへ
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怠けたら 命取られていいものと 脅されたけど 好きに生きたい 
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相貌も佇まいすら何となし母に似てきし 血筋自覚し
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丁寧に暮らすに憧れ手始めに食卓に花を一輪飾る
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葉をりてほのと立つにはっとする 木末こぬれまで充つ檸檬の息吹
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米不足 テレビの脅し聞く昼は茶碗の米粒全て残さず
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西空の茜の雲はひんがしの果てへ広がり明日も晴れる
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1kgのプリン完食胃もたれす分け合い食べる人もおらずに/ゲプー!
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