深さ30センチくらいの木の箱の取り出しやすい場所にある「自殺」
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悲しみが染みる港町に行った人を思って背筋が伸びる
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完壁で なくとも良いと 足るを知り 感謝する人 頭が下がる
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同じ身の宵待草と語らひて待てば海路に月のあらはる
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丁寧に、悩みの種は、すくすくと。 水をやれるのに薔薇は枯れてる
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色を待つメタセコイヤの並木道 二十年経ちし冬ソナの道標
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「死にたいな」 一年前にも言ってたな。 なんであのころ死にたかった?
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AIに作風まねよと指示すれば漱石にもなる吾が駄文さへ
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考えることはもうやめた疲れるし未来に希望もっていたいし
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ぶっ壊れてるのはおたくのほうだよ いっぺん死んでみたらいいのに
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腕時計 バンドの穴を 入れ替える 手首が細る 老いを知る吾
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霧雨に傘持ち歩く二人づれ繋いだ手と手離し難くて
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一列で順番待ちの二人づれ肩の糸くずそっと取りたる
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あから曳く朝日ふふめてれるあけびにそを手にとりて笑まむ貴方を見ぬ
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ちいさな家のちいさな庭であなたと植ゑた木通あけび、陽をあつめてつた
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空も海も山もその川もわれをとどめず ひたすら長き道往く
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わたくしと貴方と二人ありて、も一度亡びの過程をいとなむ。
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自転する君の寝顔にキスをして寝相の悪さに瞼を閉じる
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嗚呼いのち、あって喜ぶ事あれば辛酸あれど日々這い上がる
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「災害時備蓄で命が繋げます」皮下ちかに溜まった脂肪アイドルがいる
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突然の雨に濡れてはいないかと六駅先に馳せる愛情
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おだやかになるのはいつも真夜中で眠らぬ時に甘えたりする
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秋陽浴び緑肥ひまわり花盛り使命を知るや幾日後かの
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午後三時突然部屋が暗くなる気付けば外は雷雨降り出し
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学校に行きたくないが除湿機に 澱む週末 月曜がくる
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これは何?なんの匂い?と立ち止まる  ゆっくり嗅ぎなここで待ってる
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望月ととても呼べない月だけど この月がいいこの今がいい
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友曰く「これ以上ない!って時を表す文字」を名に冠す我
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女には等しく愛を注いだが生まれた君は例外のよう
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怖そうな 映画にさそう そうしたら 開始早々かいしそうそう 少しいやそう
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