物欲の強いポケモン二体居り 兄ホシガリス下ヨクバリス
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また来るよみたいなノリでこの人生さよならしたい みんな笑って
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わがための墓はあらずや幼な子の両手にあふる桔梗あるのみ
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鳥の群れ遅れる二羽の旋回に 運動会の季節を思う
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馬鹿みたく甘いチョコなど食べたなら溶かされてゆく胸の弾丸
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醜きは 大人の所業 戦争や 極悪非道 学ぶ能わず
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下らない 大人の真似を するよりは ピーターパンと 戯れようと
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酒に酔い 怒鳴りて他人を 殴りつけ それでも大人 それが大人か
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金儲け 己の欲を 追求し 他人に勝たんと 大人の世界
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幼少期 大人を憎み 育つ故 大人にならぬ ことを誓いし
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年月を ただ繰り返し 浪費して 何も学ばず 子供のまんま
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精神は 子供のままの 大人あり なんと多くの 子供の大人
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時過ぎて 姿形は 大人だが 老いても未だ 小学生並み
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いつの日か 幼い子さえ 成長し 大人に成りて 老いるはずだが
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青春は 当の昔に 過ぎ去りぬ 何も変わらぬ つもりでいたが
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夜明け前 東の空に オリオン座 夏の終りを 今告げに来る
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生きてると 感じることを 恐れるまま 長いこの夜は ただ過ぎてゆく
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月光や寺門を叩く七日蝉黒の五分丈皺を伸ばして
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世俗主義への信仰の証とて時祷のように読むネット記事
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朝焼けの時間に合わせて起きてたらこれから 少しずつ多く寝られる
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炒飯についてくるスープくらいの惹きが最終的に残れば
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結局雨は降らなくて要らなくなった傘を蹴りながら歩く
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朝焼けの日ごとに違う輝きを 集めて一つにしたような愛
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胸がキュン あなたのことを考える なぜなぜなんで? 泣けてしまうね
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楽しくて幸せすぎて嬉しくて あなたのことがほんとうに好き
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ハイデガー、『存在と恋』だったっけ。君は魔物、僕はケダモノ。
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夏の夜の湿り気風に含まれる。水風船とソオダが欲しい。
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恋忍ぶ。忍びの恋は我に似る。想い募って、秋が来にけり。
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「ミッドサマー」呆れて怖さ半減す。ダメな男は早々と死す。
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ぐずる日々、想い返すは幼年時。今も昔も、自我だけ立派。
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