君の乗る 遊具にかかる その負荷は 公園さえも 揺るがしかねない
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口触りふやけた記憶戻らない ストローの音が心地よい冬
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「おかえり」と言ってくれたねその君に「独りにして」と無視される闇
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光輪のまばゆさ浴びて受け止める生死の天寿愛在るままに
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起き抜けの 外の雪見て思い知る 予約は遠く タイヤは重く
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短歌歴二十余年の義母の詠む無二の感性弾けて香る
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「来世でね」君は言うけどオレはいいこれじゃあまるで輪廻地獄だ
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埴輪展人の多さに驚愕す最終日の2日前なり
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見上げれば無量大数雪の粒城攻めに遭うオレは兵士だ
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Alexaやsiriと話すは空しくて用もないのに母に電話す
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塩ミルク飴なめながら休息す あっこれあれじゃん ミルキーの味
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晩秋か初冬かわからぬ公園はひなたぼっこでベンチが満席
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朝鮮は 分断の傷 なお癒えず 混乱続く 潜在意識
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焼野原 原爆地獄 体験し 今でも続く 自虐の嵐
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自虐的 精神論は 固定され 幸せさえも 形式の上
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ひょっとして 日本人には 原爆は 心に刺さる トラウマのよう
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原爆を 廃絶せよと いうけれど アメリカ憎し なぜか聞かない
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人生を 楽しく生きる コツを知り 応用すれば 嵐も凌ぐ
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この人は こういう人と 思えれば 腹立つことも 予想範囲で
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ドーマンと セーマン祈る 海女の宿 大アサリ一つ 子アサリ二つ
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置き土産クッキー缶にいっぱいのゼムクリップがキラキラひかる
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東京のバカ野郎がと歌う歌手地元ぐらしの母は泣いてる
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どれくらい待てば来るのか時計見た当時の二人は今も同じで
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この青はどこまで行っても変わらない 貴方と作ったハリボテの空
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雪つりの縄を抱えてひた走る職人見送る金沢の地で
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人生に価値を与える君と思う 静謐甘美秋暮抒情
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不定期に嫌われるのも余生です 傷つけ過ぎた半生なので
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ロキソニン効いてるうちに ピーラーで 大根ひらひら 今夜も鍋にて
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けんこうに きをつけようね かんもうき換毛期 ねこも繊細でりけーと きせつのかわりめ
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真夜中に チキンラーメン(ときどき)かじるキミ そんなんだから血圧高い
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