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空腹が心地良いときだってある 浅い水たまりにつくる波面
6
打ち抜いた。街の彩度が高すぎて、 太陽のことを静かにそっと。
7
大嵐ガタガタ唸るガラス窓真っ暗闇に不安が募る
7
「気を付けて」そうは言っても気付けない詐欺の手口は巧妙すぎて
9
独りにはなりたくなくて部屋のドア開けっぱなしの気まぐれ 初秋
16
軒先
(
のきさき
)
に 落ちる雫が
奏
(
かな
)
でるは 夏の終わりと
追憶
(
ついおく
)
の詩
21
僕達は平行ではなく離れゆくあの日は確かに交わっていた
7
連帯もなくてひとりの膚を抱く わが同一性を照らす雲雲
7
バウムクーヘンはじっこ噛みぬ 夏暦忘れんときに驟雨来たりて
5
オモチャ売るためのアニメと蔑むな止むに止まれぬ大人の事情
9
「ほんとうに会いたい人には簡単に会えないものよ」また年をとる
11
なんでなん? なんで無茶振りやらかした? やしきたかじん 『砂の十字架』/たかじんさんは何も悪くない!
6
悩みごと悲しいこともないはずが秋めく景色胸が切なく
22
いごこちの よさにこだわるの ねこだから ほんとにすきな ものがいちばん
15
去年
(
きょねん
)
から
一日一首
(
いちにちいっしゅ
)
一年後
(
いちねんご
)
続
(
つづ
)
けた
今日
(
きょう
)
は
短歌記念日
(
たんかきねんび
)
16
抱き枕欲しがる伯母のわがままは 誰をも知らぬ孤独の化身
13
百七の歳を重ねし伯母の眼に 時々映る遠くの景色
19
子供って親を選んで生まれると 読んだ瞬間涙が溢れた
13
長男
(
きみ
)
からの「泊まりに来ない?」LINE来る 鼻歌まじりで準備進める
19
台風の胸痛ませる天気図の 赤色の下いる人思ふ
12
通せんぼした秋茜追い越して まだ夏の中生きてる私
9
雨や風打ちつけられし木の間からひそかに実る青胡桃かな
17
光さし天使のはしご降りてきて濁流の川清き流れに
11
主治医なる 我より数齢若き人 体調戻らず退職と聞く
16
いつまでもいついつまでも眠りたい起きたところであなたに会えない
5
米騒動暴れん坊の将軍が現世にいたなら成敗するのか/米将軍
10
併泳魚
(
へいえいぎょ
)
みたいな湿度を連れくぐる マルイのウィンドウ マネキンは夏
9
今閉じたばかりのスマホすぐ開き短歌下書き見てまた閉じる
27
午後からは小降りになってくれないか歩いて医者に行く予定がある
6
雨の中アーモンドミルク買いに行けば三百円のいつもの無かった
8
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