今日もまた 踏ん切りつかず 冬物の カラーを纏う 四月後半
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軽音は顔を出さずに吹部だけ顔出すような人が顧問で
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抱きしめてさえもらえたらきみがいた証拠となって生きられますか
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みかんさえむくのだるいしもういいやわたしをひとにしろナミンⅭ
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ぼくたちは透明たちにつながれてまどろんでいた おいで、沈黙
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昔には戻れないから祈る手に手を乗せ重ねることしかできない
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あなたは決して諦めないからあれの元へと走り去っていく
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あれのため命を捨てるあなたなら笑顔もすべて独り占めする
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今年の夏は魚になるよ太平洋泳いであなたの胃がゴールです
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あと何度空を舞うかな鯉のぼり 小さな庭に今年も揺れて
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お風呂場でプロゲーマーになりたいと 初めて君が夢を語った
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晴れ間見え散歩に出ればヒヨドリの二羽も飛び交う白樺の木に
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後ろ髪引かるる思いで仕事行く 父を見送る玄関の君
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十一時アイスクリームの哲学はブルーライトの叡智に宿る
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お父さんの帰宅待ちわび寝落ちした ソファの上の君が愛しき
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除雪車に高々積まれし名残りらしひとくれの雪忘れられてる
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連休に義実家行くのがつらいとか聞かされたとて何もわからん/知人の愚痴
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思い出が寂しい夜は短歌 を楽しみ楽しみてモクモク生きる
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酒タバコ女のロックを破壊してネオクリーンな音掻き鳴らせよ
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趣味じゃなきゃ続かないのに依存して これが己だと思い込むなかれ
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ハードコアテクノみたいな言の葉を摘みたい 無理かも ブチ上がるだけだ
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チクタクを無視してしまう癖がある秒針だけはときどき睨む
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君の影ひとつぶんの空白を 対面のここから妬ましくみている
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凍てついた空気で満ちて変わらない二番線 コンコース ゆらゆら
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ええとそので忘れてる季語を誤魔化すこの夜はまだ寒し
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窓開けただけで冷たいてのひらを頬にあてても 君は三度寝
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泣いていたあの初雪の日のことも上書きせよと舞い散る綿毛
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丁寧に淹れていまいち安い豆雑に淹れると結構うまい
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一斉に飛び立つ蝶を見送ったのは何番目の僕の記憶?
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メンバーに愚痴を言いたくなるけれど愚痴は弱音と思われるだけ
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