傷跡をふりかざす無神経さと吐息で曇るステンドグラス
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サボるだけ 無料の楽を プレゼント きっと人はダメになれるはず
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夜マック君のポテトをつまみ食い サイドはサラダで0カロリー
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あの夏の 蝉等せみら何処どこへ 行ったやら? 落葉にまぎれ 羽が一羽いちまい
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こんな日は自分の影を供に飲む 弓張月をグラスに浮かべ
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蜜芋のおはぎを母と分けあひて ベストヒット観て茶など啜りぬ
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選挙人勝てば総取りの米ルール 「一票の格差」とかどうなってるの米?
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秋更けて薄暮の空に影絵なるメタセコイヤの並木美し
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冬桜紅葉もみじの向こう垣間見るなんと贅沢四季の賜物
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ゴネンゴノ アタシヲミタワ カクジツニ ジバンチンカネ メンキョコウシン
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校庭の風と歓声その姿目にするだけで歓喜が湧いた
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納豆が糸引き合って寄り添って 私もこの地でそうして生きてく
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涼しくて網戸のままで 実家にて まだ寒くもない半袖部屋着
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冷めきった紅茶をレンジであたためる心の温度は取り戻せずに
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ぼやけてた世界が秒できらめいた 17歳秋コンタクトデビュー
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あの邦画の鑑賞券をお守りのように持ってる夜が滲んでる
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幸せにできないやつは飴細工職人なんかになれやしないさ
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心霊のあるある言いたい 逃げるとき友人おいて逃げていきがち
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チョコレート、身体にとけてゆくときに甘い匂ひのたちこめる脳
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一夜にして好きが普通になってしまう 揺らぎ香る金木犀
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お茶をたて窓から招く秋の風 語り尽くして夢にまどろむ 
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里山の暮らし彩る紅葉と叔母の財布の熊除の鈴
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爺亡きあと神社に住むとう白猫しらたまよキミもひとりで生きてるんだね
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大好きな爺の手のひら夢に見て眠る白猫しらたま寒空にひとり
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散歩道歩数の都合で遠回り傍から見れば只の不審者
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今日一日仕事を終え、さぁ明日のために早く帰ろう
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本屋の書棚で、こんな本読みたかった宝物、みつけたしあわせ、ありがとう😊
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おつかれさま、帰りの電車🚃ゆっくり座って帰りましょう。
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左肩ずらりと並ぶクロゼット君との自撮りに写るのはどれ
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澄まし顔して並ぶ新刊の中、見つけし君の新愛読書
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