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たった二文字 伝えなければまだ君といられたのかな この先もずっと
9
海の中 サンダルをぬいだ 恋人は 白いさらさらを 愛しました
9
この夢は以前に見たのと同じとの思いの
兆
(
きざ
)
す終る
間際
(
まぎわ
)
に
6
ただ前に戻ればいいだけ半年前 何もない世界君のいない世界
14
繁忙期 ようやく終わり ひと息す 夏の片付け 始めたくなり
23
雲流れ野分近しとさんざめく杜の樹々から夏こぼれ落つ
23
悩ましい夕餉の献立決めくれる美容室の『オレンジページ』
23
仏壇の 蝋燭の火で 煙草を吸う 怒りに来て、私を叱って
8
気のせいかな 最近ちょっと冷たくない? 近くもないのに彼女気取りで
6
タヌ猫は おるすばん・ちゅーるを もらったり 母とまったり すごしているよ
13
いつのまに私に見せない顔してる 恋焦がれても距離は縮まず
10
わが
猫
(
こ
)
たち うろうろうろうろ おさんぽよ ぱとろーるかも しれニャイけれど
14
あの時の坊主の息子がお経読む祖母の23回忌かな
11
消えてしまいたくない夜もたまにありどう過ごせばいいか分からない
7
久々に元同僚のLINEあり 踊りだす文字うれしい知らせ
21
脱毛広告の光に包まれて人類宇宙人化計画
4
美しい言葉だけかけられていた方のあの水が羨ましい
5
アンパンマンは君さ君が次のアンパンマンさうわなにをするやめ
6
ウエディング部門と葬祭部門どっち志望かなんとなく分かる
6
かなしみに名前をつけて飾りつけ忘れないようときどきさわる
10
街コンの帰りに吐いた日に 君は星野リゾートにいる、彼女と
5
待ちわびた 熱冷ます雨やっと降り ほっと安心 とろとろ眠る
19
雨後の宵 仕事疲れを癒す歌
蛩
(
コオロギ
)
と 耳許
掠
(
かす
)
る風
22
透明なセンチメンタリズム 胸の痛みも若気の至りなるもの
6
ペン先のインクの匂いほそやかに時計の針は午前四時過ぎ
8
わたくしの魂よ飛んでゆけ ガザの、涙や血が乾き切る前に
5
ふと足を止めるそのたび戻ってく何かしてなきゃ何かしなくちゃ
9
通販で買ったシャツサイズちょうど良く鏡に映る俺はにやける
11
テーブルの脚に脛打ちうずくまる痛みをこらえる静寂の中
8
見上げれば木々ざわめいてちょっと秋 風と一緒に誰か来てくれないかな
8
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