晴れの日雨の日曇りの日 いつでも君は そこにいた 旅立ちの日なれども 想い届かぬ
10
秋の日は 空気がどうして 澄んでいる 人の心は 濁りゆくのに
6
崖橋崖がけはしがけ 橋の上に 我たたずむ 水面みなもは鏡 心を映す
9
風の中ゆらゆら揺れる木の隣誇らしそうに電柱が立つ
11
泣きながら早く迎えに来てと言う 迎えに行けば帰らぬあなた
13
適当で勝手な人の評価など取るに足らぬと強がる心
5
やることをやってだめなら元々、と 割り切ることで進む毎日
8
自分へのケジメ一つで変わる空 苦き過ち飲み干して行く
7
ミツバチがホバリングする向こう側生い茂る青迫りくる夏
12
街角で 忍び続ける 銀杏イチョウの木 雨風暑さ ひとりぼっちも
10
ネガティブにならないならない 言い聞かせ 束の間 グイン・サーガの世界へ
10
先生へ 天の国にて いまもなほ 執筆なされているのでしょうか>早く続き読みたいです。栗本薫先生へ(本日命日)
11
5キロ2千円 これじゃ農奴に逆戻り イケメン大臣は都市民の 幇間たいこもち
8
米高値 農家の立場を思うなら 逆転悲願叶うときやも
13
ママがいい まとう期間はわずかだと 知りつつもなお 朝は忙し
12
「AIに感情ない」と感情を込めて月曜朝から父は
6
石段をのぼれば青き由比ヶ浜夏待ち顔のきみとまたゆく
12
筆跡はいまいちだつたおもひでの御朱印帳の行方を捜す
8
緑濃き山道はるか長谷寺の契りをかはすまゑの紫陽花
10
手を離し走り出す子の後を追う 自由の風を感じながらも
9
母になり子供時代を思い出す 草の匂いや雨のときめき
17
大吉日 郵便局までお散歩に行くかと 母への菓子を詰め詰め
19
返信なのに 伊東を伊藤と書いて返してくる彼に希望を
3
アジサイに「おっきなあたまついてるね」とらわれぬこと教える二歳
11
トンネルの淀む空気を吹き飛ばす四分おきの丸の内線
13
雨雲よ 早く来い来い こちらの方へ おニューの 傘で受け止めるから
15
真っ当なこと諭すよりウソだろとびっくりされるばあばでいたい
6
長年の誤解が解けて肩寄せた 私に君は「高いよ」と言う
6
夢の中 想ふ君の顔 霞みゆく 明日は望まぬ うつつのままで
9
在りし日の 沢登りの休憩にむ 新潟米のおむすびの味
25