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新緑の風吹く丘に我立ちてじっと手合わすよき月参り
29
妻の外出不機嫌になる暇がある古希をするより内緒のビール
4
冬物の衣服と布団の片付けで 連休中日の一日が過ぎてく
11
じゃがいもに育て育てと追肥して 吾は不調よ熱中症気味
14
日曜日 私の休日落ちてない カバンの中も机の中も
10
みづとりの
靑葉
(
あをば
)
をぬけて立ちぬれば
廣
(
ひろ
)
ぐる空に風の
薰
(
かを
)
らむ
8
「豪華船一度は乗ってみたいなあ」何気に息子につぶやいてみる
10
折にふれ語りかけたき亡き友はライントークの最後尾にをり
21
眠れぬ夜逝きし友への懺悔の念病みたる時に会わざりしこと
12
ゆく春に 雨の
地上
(
ぢのへ
)
を
潤
(
うるほ
)
さば
甘露
(
かんろ
)
となりて
百穀
(
ひやくこく
)
をむす
6
秋日暮れ吾に届きぬ友の
訃
(
ふ
)
のラインの文字を何度も目で追ふ
7
母親の介助のときは足動く 気力の鬼になって向き合う
22
眠れぬ夜ふと眠るのが惜しくなる完徹の朝寝落ちして昼
16
よくもまあこんなに人がいるよな、ってくらいに人がいる街 東京
8
一週間くらいじゃちっとも塞がらないピアスホールじみた喪失
8
川の辺でトランペットを吹く学生 澄んだ音色が空に溶け込む
12
育休が明けて娘は復帰する これから増えるぞSOS が
11
スーパーで旬の入った刺身買い一人呑みする午後の極楽
12
鯉のぼり五月人形衣替え今日のノルマを箇条書きする
10
死ぬときに 叫ぶ言葉は決まってる 俺の過ち 許してくれよ
2
春の夜に 車に轢かれし 「ねこちゃん」は 片づけられず 轢かれ続ける
2
泣いて許されるとは思わない それでも溢れる 嗚咽の嵐
4
言葉より涙が先にでしゃばった やめてくれ、 もうちょい我慢してくれよ
5
人間に できないことがいくつかある 一つは自分のお尻を見ること
5
暑すぎて 日なたぼっこは また今度 たまらず猫も 避暑地で眠る
9
「ボブが好き」 まだ信じてもいいですか 半年前の 貴方の言葉
15
ねこだって ヒトとおなじく心ある わたしはそこがいとしく思う
15
黒ニャンのくりくりおめめもかわいいね うちには
黒猫
(
ジジ
)
はいないけれども
9
「帰ろうよ」先に誘ってくれたキミ思い出の中消えぬ優しさ
18
ゆれている大気をあびる新緑がやがて灼かれるまえの輝き
9
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