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僕にもし 天使の羽根があったなら いま傷ついてる 貴女を包みたい
18
奨学金 たかられた事が あったっけ 全て過去の
出来事
(
こと
)
とうに亡き
実父
(
ちち
)
16
揚げ油にキッチンペーパー被せたら泣き出すみたいに染み広がった
24
朝晩の冷たい空気と玄米茶、秋は
何処
(
いずこ
)
とあたり見回し
9
袖通し 人の温もり 思い出で 幻想そこに 抱きつつあり
9
ちと早い 天気予報の 雪マーク まだ十月よ お手柔らかに
8
我が恋の青くかそけきあの日々を鰻の煙に揚棄せし君/窓さん、すごい!
10
笑わなきゃかわいくないよきみなんて ずっと私にだけかわいくして
7
受け取らぬ癖に欲しがる「大丈夫」 贈らず私を殺して欲しい
4
私には見えぬ翼を持つ君は知らない内に飛んで戻らぬ
16
きみだけが穏やかであることを祈る おやすみおやすみ唱え続ける
9
道徳のノートに書かれしちつてとを返してくれよ返してくれよ
5
入院で減ったわずかな体重はビュッフェランチで一気にもどる
28
立場
(
ペット
)
とか、病気がどうとかではなくて。 世界でいちばん貴方がだいじ。 /可愛いひとへ
12
わたしという小さな天体のせているペロペロキャンディみたいな銀河
17
スマイルを世界に振る舞うさなえ氏へ早も会談トランプが来る
21
洗い物してくれたのは嬉しいがしまった場所に手が届かない
19
嵐吹く 私の中の海もまた 光のどけき 日を 願いつつ
61
父の背を追って赤岳一歩づつ 不意に現るカモシカ
崖下
(
がいか
)
へ
15
無印
(
無印良品
)
が割引セールの週だから買い溜め品を書き出しておく
9
言ってやれ分からずどもにハッキリと俺の宇宙だ黙れと叫べ
6
月末で閉まる書店の棚のさま知の息の根が絶えていくよう
13
予定組み放置してたら尻に火が あたふた回るネズミの花火
16
これ食べる? いや食べません消しゴムは なぜだか味は知ってますけど
9
引き寄せる力があるな君の目は いやただ地面の傾斜のせいか
5
レジ袋下げて階段上がるとき強いて自分を勇者に見立て
14
雨に散る金木犀はまだ濡れて仄かに甘い香りの朝で
51
電線の先の先まで連なった鴉らを見る ふと目を上げて
7
僕たちは歳月の風に吹かれて魂の火が消えぬよう生きる
11
この町のどこが好きかと尋ねられ涙を堪え海と答えた
20
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