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君という恋が呼ぶから
力業
(
ちからわざ
)
愚かを
枉
(
ま
)
げてしたたかなほど
8
朝窓を開けて今日は涼しいか思った五時半明け方の夢
8
多忙ゆえ 会うことも
儘
(
まま
)
ならぬ夏 友の電話の 励みなる声
26
雨上がり 蝉時雨にも 穏やかな 想いを感じる 涼しげな朝
22
「遅くてもいい」のLINEを見ず帰りしずかにゆつくり納豆まぜる
10
月末の締めはまう済み隣家の百日紅ゆれ家路あかるく
12
向日葵のしゃんとした背すじ見て 我もと思う 夏の日の朝
19
辛い
時代
(
とき
)
を共に歩みし妹にとりどりの花十三回忌
37
静かなる執事のやうな盲導犬 電車の中で身じろぎもせず
34
薄曇りすず風冷ます火照り肌 日傘いらずの久々の朝
17
雨の朝 優しい空気 ほほゆるむ 街路樹達も 緑鮮やか
24
それぞれが試練抱えて過ごす夜を
慮り
(
おもんぱか
)
て安けきと祈る
20
朝5時に セミがセミセミ そこそこに この時間でなきゃ 鳴けぬ暑さか>朝散歩
17
ちま猫ちゃん くーるまっとさんで すやすやよ おかあちゃん おきたから おみずもらった
17
チビ猫は ニャマゾン箱が なつの
ねどこ
(
寝床
)
でもねそれはね おつめとぎなの(笑)
14
根性論それでは済まぬ現実にたじろぎつつも文月は過ぐ
41
流行も廃りも彼岸の風流は無邪気なるうたなど詠まじきか
13
共感のすくなき個々のヘゲモニー虚ろな共棲ねりつく競争
9
パニックに なった真夜中 トイレにて いのちの電話 ひたすら掛ける
10
知床の店の路上に繋がれた子熊を照らす
永久
(
とわ
)
の夕焼け
28
エアコン止め窓を開くれば夕闇にねぷたばやしの稽古
音
(
ね
)
ながる
16
灼熱の 青田に白き花咲きて 穂孕み始む大暑の頃に
23
記憶から幸せだったこと集め蛇口ひねって飲みほしたいな
31
猫よ何故クーラー効かぬ部屋で寝る 仕事帰りのぼやきひとこと
16
雨の日に 雑草を抜く ことできず 翌日見ると 一気に増えた
7
夜、ひとり あふれた気持ち抱きしめる わたしはわたしを見ているからね
11
私にもきみにも星が
瞳
(
め
)
に宿りまばたきする度ひかりこぼれる
31
蜩
(
ひぐらし
)
の冠婚葬祭を見遣る嵐の気配 日比谷公園
10
まっすぐで健康的な「しあわせ」が怖くてわたし また逃げちゃった
9
一年の 国の予算は 百十兆︵円︶ 関税がわりの八十兆 どこからだすの \アメリカへの投資額 一説には日本が債務保証者に
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