人生でいちばんしあわせだった頃に読んだ本が燃やす学校
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週末のご褒美 本物ビール買う ひと缶だけの プチプチ贅沢
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溜め込んだ カッターシャツの アイロンがけ こまめにやれよと 毎週反省
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通学路 夏の魔法を夢見てた 氷魔法を今は夢見る
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オンデマンドで出版できる時代です叶わぬ夢が叶う時代です
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ひとまずはゴハンはもらってはいるらしい ねこ母の予定悩ましきかな
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我が友は 携帯無くし 不通にて 部屋のリモコン 取り違えしか
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ふと気付く あの頃探し求めたのは 火照る心を冷ます言葉だ
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明け方の空き缶ひとり転がって文明開化の音を奏でる
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「お日さま」と春には気安く呼んでたが焼き殺されてる八月の午後
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夏来れば 名前に涼を求むよに 冬瓜とうがん炊いて 枝豆添える
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捨てれどもすぐまた物増え 生きるとはこういうことよと開き直りぬ
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目的地定まらなくて遠回り この道だけに咲く花をみる
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舞台より彼が現れ出たようで自販機の前の演劇部員
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さよならとまたねのちがいもわからないあなたはとてもいじわるなひと
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この酷暑に半日連絡とれなくて 旦那とわが猫はどうしているのか
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生け垣の 雨後の紫陽花 水しぶき 道行く人を しずくに写し
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かけるなら甲子園夏屋根かけて大阪に有るとああ勘違い
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引きこもり 無理もないかな この酷暑 されど買い物 行かねばならぬ
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夏祭り 太鼓響きし 車道くるまみち 引き連れていく 山車と子供よ
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今日見ない猫様何処?気配ない迷子?閉じ込め?熱中症も
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灯が消えて一月もたつ隣家のやたらと暗い夜虫も鳴き
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新聞の弥縫策の語びほうさく見る何はなしこれつかえると自家薬莢へ
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美辞麗句、着飾り語る、人達の、思いのない言葉、伝わらず、もっと自分をさらけ出せたら
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美しいエチケット袋をしばれ美しくても中身はゲロだし
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どことなく被害者ぶりが鼻につくエチケット袋に吐くゲロだね
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時間旅行、エンドロールに描いてある、出会った場所、人、モノの数々、最後は、自分の顔で幕閉じた
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綺麗事うたうお前の歌の裏しれっと何かを無視するお前
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親の死の傍ら、思う、我が気持ち、全てにおいて、感謝しかない。素直に思い、火を灯す。
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リポDドーピングもあまりよろしくは無いけれど 明日動ける気力が欲しい
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