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雲走る青深き空の十月は 知らない街をさまよいたくて
13
雲切れて鮮やかすぎる青向けて吸い込まれてく鳥影ひとつ
24
洗濯機 小春日和にフル回転 空も涙も からりと晴れた
18
遠くに君はいってしまったからさめることのない喉の熱
11
灰色と白青雲に右左前後上下に飛ぶ鳥の空
20
おけいはん 特急がゆく 赤い車体 冬になったら 宇治にゆくんだ
17
今朝は柿 熟れ熟れなので 丸洗い 切ってクリームチーズを挟んで
17
「おひざ」のよさ おもひだしたる ちま猫ちゃん 4.6kg
生命
(
いのち
)
のぬくもり
15
犬あびる「かわいい~」の声めぐりゆき「幸せ」きっと、そに還らん
31
さっきまで さむかったのに キミがきて いるだけなのに あたたかい部屋
7
発車直後見送る バス停ひとり 秋晴れの宵
明
(
さや
)
かなる月
25
今回はメラニア夫人はなぜ来ない? ドナルド爺さん見てもつまらぬ
15
消しゴムを勝手に逆から使う奴もれなくお呪い申し上げます
6
初雪の富士の寒さにふるえつつ朝顔天へ召されて逝きぬ / 10月23日 花の終わり
29
人に会うことの少なくなりぬれど 日ごと多しは人想うこと
17
朝五時の音は微かに
団栗
(
どんぐり
)
が ポトンと落ちる秋は深しと
20
吊るされて 夕日に染まるあんぽ柿 軒下一面オレンジ色に
25
別れても キミが選んだ 腕時計 ずっと付けてた 今日から外す
8
雑草の 踏まれて強く なるという アイデンティティを 奪う優しさ
4
給食の きゅうりの塩もみ 塩っぱくね? そしたら女子が みんなと一緒
2
ばけものは冷たい月夜に現れて三角チョコパイ喰らって眠る
7
「リア充になれない」と君が言ったので好きになってもいいのかと思って
8
キッチンのつけっぱなしの換気扇その日の僕は心が暗い
8
人知れずミクロの粒なら何処にでも降っているらし隕石たちは
14
青森へのタクシー通勤は今日をもってやめ。東北道は氷雨にけむる
8
何処までも進むさ苗が芽吹くから 一夜渡れば違う世界に
10
田久保眞紀。あき竹城と重なってあき田久城と脳が呼んでる
17
人間は両刃の心殺戮も愛と祈りを捧ぐ者もあり
29
僕にもし 天使の羽根があったなら いま傷ついてる 貴女を包みたい
18
奨学金 たかられた事が あったっけ 全て過去の
出来事
(
こと
)
とうに亡き
実父
(
ちち
)
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