夜になると途端にスペシャルたとえばブランコを漕いでみるのさえ
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わがままを言わせてもらえばこの先は 君のために食い眠るのだろう
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休日出勤きゅうしゅつか仕方ないよね仕事じゃさ 言い聞かせてる100回ぐらい
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ごめんねと始まるラインにやな予感 続く言葉は想像できる
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冬越した クワガタ達の 愛しさよ 土渇けども 負けずに生きる
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愛してる 春夏秋冬 離さない  相思相愛のふとんと私
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「馬鹿みたい」泣きはらした目 呟いた あなたのいない シーツの上で
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恋なんて 違法薬物 害しかない なのに手を伸ばす 恋中毒者
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諦めたい でも手放せない 赤い糸 小指に絡まり 鬱血しそう
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好きだとか 認めたくない 絶対に はやくあいつに 彼女ができろ
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八年間猫にやさしくしていたら遭う猫みんなやさしくなった
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ブランコで 揺らされるのは 好きじゃない 「安定してたい」私のワガママ
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かぶりつき くれない果汁しる 袖で拭く 冷えた西瓜が 好きだったひと
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緑増す峠を越えて歌会へ仲間の笑顔と飛びきりの短歌うた
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里馴さとなれし 老蘇森おいそのもり時鳥ほととぎす きとよもす宿やど橘花たちばな
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はいれないおへやのドアがガラッとな ねこたち飛び起き きょうみしんしん
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確約は できないけれど みな明日あすが 来ると信じて 疑わないから
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夕餉前 まだ陽の残る 窓の外 ゆるりと風呂に 浸かる幸せ
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雑踏で他人の顔ですれ違う 君とは何もなかった様に
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残り物ちまちま並べ独り飯 楽ちんだけどちょっぴり寂しい
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ため息を深くつくコツ胸広げ 大きく吸って後は成り行きで
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割れた爪に絡まる髪 からからのくちびるにしみこむのは涙
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暑すぎる季節がやってくるのです 二の腕で空を飛べそうです
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届かない貴方の言葉待っている せっかく距離が縮まったのに
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ごめんねと謝り続けつないだ恋 もうすぐ終わる私もさめた
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君心 移り変われど 我が想い 未だ変わらず あの日ままだ
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朱に染まる空にたなびく紫の雲は儚くに飲まれゆく
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ピザがきらい。食べたことはないけど。と私のほうを向かずに歩く
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望みもて 明日あすひのきちぎりきな れどかなはぬこのならねば
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焼く気力 両翼添えて 空へ刺す 果てない夜に 双一番星
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