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丁寧につまみをひねる これはあの時どこへでもあふれかえっていた火
10
濃く淹れてほとけのすきな 茶を供す 二番せんじは 凍りみずで私用
17
若い芽はもっと傷つき逞しく アスファルトさえ突き破れ
9
寂しさで潰れてしまいそうな夜、一晩猫をレンタルしたい
10
思い出喰い 夢と思い出 再生産 全てを美化して 苦しいままで
11
風に乗る微かの雨はふくまでを睫毛の端に宿る間もなく
6
「恋なんて泡沫だ」とか気取ってる。うそ、ごめん、むり。マジで泣きそう。
7
アメリカの 国民なれば 仕事あり 物価そこそこ 外国みつぎ \国際的不平等 軍事的おどし 国際協調崩壊
9
アイコンに自作のクッション入れてみた 上向く「
C
」とマスクの思い出
3
言はずして 咲きて実もなき 山吹の 八重の心を 人や知るらむ
9
まだ少し夜を引きずるこの空を私も眺めて君をひとり占め
9
めし喰うの 手つかぬほどに むちゅなら それはアオハル ものでも人でも
14
「クリスマスはやっぱbacknumber」と再生する君、黙ってる僕
4
八十年経てばお返し千億の 貿易黒字(大谷翔平) 三十九号
9
やる前は 嫌な仕事と
躊躇
(
ためら
)
うも 終えると意外 気持ちすっきり
14
失って初めて気づくと漫画にも描いていたのに知っていたのに
8
人類に文句があるのか この
地球
(
ほし
)
は傾げて回る 今日も明日も
12
悪口を呟く僕が悪かった 穴が出現 自転車パンク
9
アパートの片隅まるで氷河のよう ペットボトルがガラガラ崩れ
11
雑草がどこまでゆくか試す庭 どうせ冬には枯れるのだから
6
苺ティー ほんのり優し その香り 夏の暑さを 忘れる紅茶
22
あんな風に死ねればと思わせた父の大往生
9
よい人と認められたいあなたには悪い心が潜んでる
9
下ばかり向いていた日々 笑顔より思い出すのはキミのスニーカー
18
猛暑日を回避するらし立秋の風涼やかに老いにやさしき
25
紅茶さえ 飲まぬまなこが 澄みわたり ゆるりと時が 朝陽に染まる
14
タオルに海をしみさせた 潮風を東京で忘れたくないから
7
足萎えの母にロコモア手配する 初回お試し1080円也
18
ボクの羽根、さわってみる?と 君は問う なんて真っ白 なんて軽いの
17
トロンとした めつきで こっちをみてるとき ねこはねむたい ねんねさせてね
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