我が息子 過労死にて 連絡が 母の嘆きは 尽きることなし
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オッサンだ あんたも俺も 酒の味 年々 変わる 苦さと 欲と
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美味しさを決める主体は私ですセブンのコーヒーサーバと喧嘩
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童心に帰り ザリガニ釣りに 行きました。 両ハサミを挙げて バンザイしてた(笑)
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ねこ鍋はおとうちゃんにより撤去され ねこは広々座椅子を陣取る
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水出しで1日楽しめると聞けり 深蒸し煎茶をいそいそ淹れる
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きほふやう つゆの命をく蝉の 暮れゆく夏をおぼゆればなり
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泥土に咲む蓮が末期を報せれば蜻蛉の翅は枕辺にて鳴る
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朝食を摂っただけでも汗ながれ プレか更年期か いと煩わし
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近隣のビアガーデン今年はハワイアン こころ惹かれるがガーデンは汗だく
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鉄路を成す電脳 電子の葬列か 「死にたい」と云う君の拇指にて
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精霊馬蓮の葉かたせば暑くとも秋へと向かう心持ち
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ころころと君が笑うのが好きだから真面目な話できないでいる
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手術日に 名残りの大風 吹きつけて 軽々しきもの みな去りゆきて / 瘤除去
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蝉の声まだやっている甲子園喧騒置いて夏は去りゆく
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信頼は一つのミスで露と消え百引く一がゼロになるかも
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台風と盆と終戦記念日が過ぎて虫の音もう遠慮ない
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奥津城の父母へと供える花束の思い出の紅 天竺牡丹
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相棒と掴み損ねた栄光を宿敵なる偉大な王と
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道端の ガクアジサイに 水はじけ 吉野の山に 裾野すその降る雨
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盆終わり 部屋には自分 1人きり 元通りなのに 寂しさ募る
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未来過去何処にも行ける場所はなく今に閉じ込められたる人々
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無くなれば 満たしてくれた おやつ缶 空っぽにして まだかな と待つ
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やれやれだ 台風一過で熱帯夜 猛暑は続くよどこまでも、哉
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病臥して眠れない夜いつの間に鳴き始めていた鈴虫のこえ
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ゲジゲジに滑落死などさせぬよう浴槽の蓋きちんと閉める
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いいね十個くらい付けたい短歌うたがあり 想いよ届けと ハートに触れる
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夏の夜の宴のあとに月見草 朝日にしぼむ夢の行くさき
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5歳児に英語習わすその前に 国語やらせろそれが基本ぞ
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雲座りひょいっと下をのぞ いたら キミ見えたから降りてきたんだ
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