孫娘 退院するも 重なりて 母が今度は 咳酷くなり
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午後八時 仕事を終えて 高音多湿に 溺れ帰りぬ 秋まだ遠し
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傷ついた鳩が一羽で物干しに目を潤ませて佇んでいる
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捨てたなら 俺のことなどもういいか、 幸せになって ほんとそれだけ
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リビングの入り口ねこが居座って 毎回撫でて通りゃんせ状態
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猫柄でないバッグに千円出せなくて ポイント5倍の日まで悩みます
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夏の夜に 涼やかな音が 鳴り響く 赤き風鈴 夕焼け映す
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月みあげ 浴衣姿で 窓辺たつ 明日は祭りだ 大はしゃぎだ
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🌊なみおと、ナミオト、波音、namioto、なんか、なつかしい、母の鼓動かな
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ラジオ📻より、懐かしの歌謡曲、当時の自分を思い出し青春かぁ⁉️
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またまた妻に怒られ、いつなったら誉められるのかな?詠み人知らずか☺️
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お盆波、ひいては寄せてザバーン、海に入るとひっぱられそうかな
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🌌満天の星、天の川の白鳥座🦢デネブと共に夏の大三角に感動し、心はハナマル❤️
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うちにいる人喰い猫は甘噛みを覚えた!レベルが3上がった!
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泣いて恨んで猫だいて銀河のはしくれ命のはしくれ
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夕暮れの西日差したる今しがた きみの横顔より美しく
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海辺のカモメ一羽、いつの間にか飛来し、しばし目の前、何かない🐦⁉️
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死を悟る閻魔蟋蟀の啼く宵に呪詛は密かな因果を称す
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風鈴の 絵葉書が遠方より きて体を 吹き抜ける風 君がくれた
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浅草の天丼アタマは流石さすがだが米は負けぬと田舎の我ら
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寝苦しい 夜に目が覚めエアコンを 付けども冷めぬ 君思う熱
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もう、いいかな と何度目かの決意。めんどくさいを言い訳にしてる。
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浴槽が充ちる早さで夜が凪ぐ嵐のあとの傍白を聴け
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パスタ屋のアイスブリュレで夏を締め 秋のきのこのパスタを待ちぬ
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さくさくと 刻むもたのし星型に 愛想ふりまくオクラたちなり
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頼りない筋張った首にリボンを巻く 「美しいものを全部見たらね」
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真夏日でも ツクツクホーシ 聞こえ来て 虫たちもまた 四季を持てりと
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「暑い日は栄養省くな手間省け」 薬局の標語 それもそうだね
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それとなく期待するから失望す アテにしなけりゃ腹も立たない
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汗だくでひたすらに摂る水分は どこへゆくのか 汗になるだけか
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