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ゆらゆらと 川面を揺らす灯籠に 仔猫の目玉 キラキラ光る
11
花火なら許してくれる?もう一本 光も音もそこにないけど
5
ブラバンにカチ割り氷アルプスの応援席の日差し懐かし/昔母校の応援に
22
顔合わせ「おうっ」とだけのおはようも 息子が越して交わすことなく
13
亡き
長女猫
(
あのこ
)
いまも傍らにいたならば 二十八歳 ギネスは届かずか(本日、けいにゃんのお誕生日)
14
深呼吸してみようかな 空見上げ それでなにかが変わってくるんだ
20
「後追い」はするけど そこそこ
じりつ
(
自立
)
して じぶんの・ぺーすも ゆずらぬ わが
猫
(
こ
)
ら
17
旅先で見つけ笑った猫の毛を今はさみしいそっと連れ帰る
7
雨上がり 湿った土の朱肉踏み アスファルトに押す君のスタンプ
14
あの人を私のものにしたいんだ、AIに問うこともためらう
7
夕立の去りしベランダ 風涼し 隣家の窓にも映る夕焼け
21
松茸の味お吸い物とエリンギでごはん炊く 偽造の秋
24
朝日に遅れて走り出せば蝉の声 電車の音でイヤホンの音消ゆ
5
お盆前 通勤電車の 人まばら 緩んだ空気 休みが始まる
14
肩寄せる カップルの背に 波飛沫 夏の日差しに 焦がされていく
7
更衣室トンネルの先子が問へばプールは一緒銭湯はべつ
11
夏が好き 今が一番好きなのに 次の夏まで 一番遠い
11
いつだってこの曲聞いて走ってきた二十五年の心震わした日々
8
iPhoneじゃなかったからかな友達ができなかったの。独りのランチ
6
「紫の匂いがする」と幼子が手にするラベンダーの芳香剤
8
何もせず伏していますがしっかりとわたしはいますしんでいません
8
裏方に冷たき視線の
MC
の説くヒロシマに蝉しきりなり / 平和公園ロケ裏方体験記
24
深窓に育てられたる娘ごと政治家語る雲掴むると
23
暦では 立秋迎え 秋ですと 言われましても まだ夏でーす。
5
物寂し 夏の終わりの遠花火 夜空の向こうに音だけ聞こゆ
19
夏空の二十日続きしが雷なりて三日続く雨めぐみとなれり
6
ハモられて、悲しい 同じ音程でもっと重なり合いたかったよ
5
空っぽの湯船にアヒルを浮かべては水と空気が違うと気付く
3
大ちょんぼ 一律十五︵パーセント︶じゃ なくなって まえの税率プラス十五︵パーセント︶か \せめて録音くらいとっておけ
9
空腹と胃痛を誤解してしまうことから硬くなった血管
3
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