ななめ  フォロー 9 フォロワー 10 投稿数 103

大学生です。よろしくお願いします。青が好き。理系。

体内の非常停止ボタンを押す みんなみんな爆発しちゃえよ 

76億人は私を知らない 食卓の笑顔の美しさ 

洗い物してる君の脇腹をこしょぐるように人はできてる 

DeepLを食んで話す海の向こう 会いたい、時空歪めていこう  

温もりの仮定法で雨宿り かじかむ手の甲消えゆく足先 

脳髄を掻き出し咀嚼味わった あなたを探す迷子の孤独 

つるつるの爪を粗く研ぎ直す 明日は卒業式だから 

びしょ濡れをネットの海に投げ入れる 意外と大人は優しかった 

他人のまね包装紙だけ渡してた 中身入れると知らないままで 

完璧以外の言い訳に ちょっとヒビ入れ舌を出す ずるいずるいずるい 

あるのに見えず、欲しいのに持てず、毎日。 ああ、あんぱんが欲しい。 

あなたとの間にあるの。見えなくて、欲しくて、でもいつもそこに。 

伝わらないと意味ないなんて嘘だ僕の中に「在る」だけで誰か 

彫刻の掴みかかる手落ちていた 心臓から生えていた指向 

虚構の生を掴めず疑問符 言葉が全部宇宙の零度 

青い潮溜り間隙指抜けず 愛の何某空に見えつつ 

自然から漏れ出た月光青々と 背筋を伸ばしてただ一本 

夏風吹けとは言わないから 長針短針入れ替えて戻らせて  

欲しいのは熱量[J]よりも暖かさ 夜空に吸われて一人きり 

不確定、機械の呻き、周期π 共振増幅飲み込む光 

待っている凍てつくベンチで手を擦って 希望の中しか生きられぬもの 

晴天に秋のかけらが散るの見て 自由のもとで食う弁当 

寂しさと寒さと悲しみ希釈して 十二月午前二時の薄闇 

紙の端きっちりきっちり合わすよに 白い皿をキュキュッと言わすの 

紅葉や晩夏のような湿り気に溶けて不安に冬を待つ 

心開けほこり払って中覗く寂しさだけだそっとふた閉じ 

あどけない生まれたての公式は歩いて転んで大人になってく 

親は寝て向かいの家の蛍光灯 僕を知っているのは君だけ 

寂寞の風に吹かれて蜜が降り気づかないまま死んでいくよう 

明日なんて知らないふりで耳塞ぐ 砂漠の寂寞一滴涙