ななめ    フォロー 9 フォロワー 10 投稿数 92

高校生です。よろしくお願いします。青が好き。理系。

伝わらないと意味ないなんて嘘だ僕の中に「在る」だけで誰か 

彫刻の掴みかかる手落ちていた 心臓から生えていた指向 

ロボットの目を見て話す日暮れや 入水してもあと濁さぬ 

虚構の生を掴めず疑問符 言葉が全部宇宙の零度 

青い潮溜り間隙指抜けず 愛の何某空に見えつつ 

自然から漏れ出た月光青々と 背筋を伸ばしてただ一本 

夏風吹けとは言わないから 長針短針入れ替えて戻らせて  

欲しいのは熱量[J]よりも暖かさ 夜空に吸われて一人きり 

不確定、機械の呻き、周期π 共振増幅飲み込む光 

待っている凍てつくベンチで手を擦って 希望の中しか生きられぬもの 

晴天に秋のかけらが散るの見て 自由のもとで食う弁当 

寂しさと寒さと悲しみ希釈して 十二月午前二時の薄闇 

紙の端きっちりきっちり合わすよに 白い皿をキュキュッと言わすの 

紅葉や晩夏のような湿り気に溶けて不安に冬を待つ 

心開けほこり払って中覗く寂しさだけだそっとふた閉じ 

あどけない生まれたての公式は歩いて転んで大人になってく 

親は寝て向かいの家の蛍光灯 僕を知っているのは君だけ 

寂寞の風に吹かれて蜜が降り気づかないまま死んでいくよう 

明日なんて知らないふりで耳塞ぐ 砂漠の寂寞一滴涙 

酒に沈め善も悪もさ全部嘘 心残りはあの花だけさ 

夏に雪降らす蛙の幻想や 静かな死たちを踏む喧騒 

晩秋の寂しさの中 夏心思い出せずに雲は流れて 

焦燥も妄想も悲壮弾けそう 早々に終われ明日のテスト 

寝転んで世界と背中合わせだね 君の髪にかかる春風 

あの霞晴らす日差しを待っていた 今は傘さえ思い浮かばぬ 

冬だねと言ってるうちはまだ秋で 雪の中では誰も言わない 

ぬぐってもまたぬぐってもついてくる 過去と名乗る煩わしいやつ 

頰の川 秋と冬の混ざる風 鉄塔の上 誰も見てない 

奈落前バスを降りて穴眺め 明日こそはと踵をかえす 

午前2時丑三つ時に目は冴えて今日は誰のおばけになろうかな