真夜中の静けさしみる一人居て一人パチパチ将棋サス!
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少しずつ 睡眠削り 寝不足に 寝溜めできれば ってまあ無理か
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「脱毛症、鍼で完治と聞きました」とんちんかんなかぶりつき方
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行こう 行き着くところまで 路上の死まで行こう
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連絡はしない誓いが崩れ落ち呆れる様な質問をする
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きみが羽化するときはずした眼鏡なら出窓にずっと置いてあるけど
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道に野山に優しい空に 見えぬ貴方があふれてる/都々逸
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空の果てから聞こえる声が ひとりじゃないよと微笑んで/都々逸
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胡散臭い学者唱える温暖化その説明はまるで洗脳
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温暖化成れの果てにはどうなるか『氷河期』になる理由を説く師
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きみが押すコバルトブルーの自転車はきみよりわたしの歩幅を知ってる
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前方に桜が咲いている気配 咲けど散らせど瞳をつかむ
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来年の春のぼくらに逢いにゆく少しは酒に慣れただろうか
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散歩せず休肝日だった昨日で倍歩かぬ今日呑むは倍なり
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あの頃と 同じ緑を そのままに 若葉に漏れる 淡い思い出
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頑なに青いと憂うきみ連れて両手に花で渋谷行こうよ
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かみさまの子どもが僕らでままごとをしているのならと 許せるかクソ
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肉塊にこころが詰まっているせいで見えないものまで窮屈になる
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古物商みたく遺骨に触れてから鳴るオープンザいのちプライス
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革命を 人の心に 起こすには トップを変える 他にあるまい
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学校が 戦前と似た やり方を 今もしている 朝ドラを見て
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変態と 罵られても 仕方なし 子供相手に 威張る大人ら
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改革は 遅々と進まず 犠牲者は 累々として 屍晒す
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春風が誰かの匂いを運ぶからもう全部捨ててしまおうかな
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身に余る喜びよ毒にならないで いつか流す血を惜しめるように
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苺には五千円まで使えるよ春には春の贅沢がある
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白昼の 代わる代わるの 暦読み 流れる川の 混じる岸辺と
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余裕無き日に安らぎをもたらすは色の効果か見頃の桜
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距離バグな二人が並び歩いてる付き合ってるか誰も知らない/癖短歌
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手荒れせぬ親ゆずりらし指先にハーブの香りのクリームをぬる
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