燕子花ふるえるような輪郭を見せているわれにずっと
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五色沼 なんて綺麗カラフルな紅葉だろ 写真だけでも心奪われ
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ねこを包み さみしくなったらおいで、と言ふ 3秒もたずにあとをついてくる
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曾孫ひこ抱けばいやだいやだと突っ撥ねる初めて目にするバァバの顔に
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大寒に寒さを凌ぐ老ひの身に寝しなに頂く一杯の梅酒
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故郷ふるさとに 一所に一生 父はあり さきの渡らぬ 燕ごとくあり
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能登の地のなだりに並ぶ千枚田 千の手を借り黄金に稔る
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草千里見渡す限り草もみじ 千頭の牛トボトボ下山
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海よりの寒風すさぶ中華街 湯気の奥より饅頭まんとう匂う
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秋空に スカイツリーが 突き刺さり 飛行機横切る 東京の朝
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Y シャツはホワイトシャツの車夫英語ハマの英語は書生を制す
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幾万の想いを乘せし氷川丸 黙して憩ふ山下埠頭
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稲刈りに稲掛け並ぶ畔の に青空高く 秋茜とぶ
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つゆ寒に蛙と共に今日もまた  田圃這いずり草取り仕事
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需要なき友情淘汰の必然に蝶の羽ばたくエフェクトあるや
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ねぇいもむし みちころがるは かってだが はっぱのうえなら わたしもきらく
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ひとだって さなぎのころは おぞましく なかみぐちゃぐちゃ えずくろしい。
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あきさえて ごみだしばしょは ほそづきの 杯跳ねたる 金星の下
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見失え 銀河のすみでくたびれて塵とほこりとなってく僕を
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大奥2 概ね不満もないけれど といちはいちのエピは弱きか>誰が看取るの?
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まいたけの固い部分むしり 爪やられ ネックレス取るに四苦八苦する
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あまりにも秋が急いで過ぎるから紅葉もみじ銀杏いちょうも戸惑っている
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名も知らぬ人が劣化と言うけれど良さを知るのは僕だけでいい
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冬瓜に 火がゆっくりと通ってく 温もりを得て は透き通る
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ぬばたまの 黒髪流るる 秋風に 美美びびし景色に ただただ溺るる
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「お前ほど孤独じゃないぜ」蝿が言う夢野久作がいない十月
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マツコさん チーズとワインが美味しそう 我は今日頭痛 ジュース取り出す
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あくまでもヒトの時間の感覚によれば、そこそこ長い百年
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保身してちょっとごまかす申請書 バレてなくともどこかに残る
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黒はんぺんをこよなく愛すきみにこそ知ってほしいなカニ面の味
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