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待ちかねた その日の秋を 鈴虫が りりり、と鳴いて 夜の縁側
6
黄金
(
おおごん
)
に輝く天井モザイク画 息のみ見上げるサンマルコ寺院
4
烏賊墨
(
いかすみ
)
のパスタを食べて微笑めば昔懐かし
鉄漿
(
おはぐろ
)
美人
6
祖母別れ落ち込む君の背中見て 声かけられずそっと抱きしめ
6
西空をくれない染めて暮れてゆくミラノの尖塔際立てながら
4
玄関にやがて聞こえる猫さんのドタリ足音外に出せよと
8
カマキリ は冬目前に動きがやっと 精一杯生きたじゃないか
1
金蛇は庭の盆栽棚の上家族の如くちょろちょろ走る
5
此の頃は雀を全く見かけない猛暑の夏に参ったか心配
4
栗のパテ鹿のテリーヌ ハイカラな料理が並ぶ古民家の店
6
レシピって言葉初めて聞いたのは四十年前津田塾女子から
4
よそながら 燃え
焦
(
こ
)
がりては
夕月夜
(
ゆふづくよ
)
曉闇
(
あかときやみ
)
となりて
淚
(
なみた
)
す
3
禅堂で無念無想の顔をして金儲けのこと女のことなど
3
白菜の値段に驚き振り向けば豆苗さんが慈悲の手招き
16
始発、今日も真っ暗闇を突っ走り、着く頃が夜明けかな
6
秋ふけぬ なにも
靜
(
しづ
)
まる
曉
(
あかとき
)
に 月なる
雫
(
しづく
)
そとぞ
宿
(
やど
)
らむ
4
病床に聞こえてくるは 慣れぬ手で息子がしてる 洗濯の音
10
屋根に猫月を見ながら柿を干すベランダで受く風は冷たい
9
我がこひぢ助けたまへと祈る夜かみなしづきの八幡さまに
4
本当におまえが忘れていたものは底に残った洗濯物だっけ?
5
除湿機の音が延々と 延々と耳障る深夜 もう眠れない
5
薄き花弁 輝く姿優美に 息することも忘れ 時を止める
3
二十度を 超えても作る 夜はおでん ねりもの大根 糸こんウインナ
7
不器用に惨めに弱く情けなく、人に優しい、それだけでいい
11
びっくりや どきどきしたり へぇー言ったり しているうちは だいじょうぶ
12
真夜中の部屋の隅にて明滅す 深海クラゲのごときモニター
3
みなおした 「四月は君の嘘」(アニメ) 名作で 六十爺の 紅涙?しぼる /gogoanime. dev
5
燃料の 軍事転用 あやぶめば 変電所まで 電線で電気 /変電所まで送れば地区ローテーションで
7
真夜中に正しい答え出ないけど君に好きだと言わなくてよかった
12
なんだかね こうも連日つづくとね 気分落ちそう 頓服用意す
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