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憎むなら 俺を憎めと 奴に言う 俺を選んだ 君は正しい
7
くうふくか ジュウデンぎれか わからない くうふくなのか ジュウデンぎれか
4
俺が昔 名詞だった頃 父親は 動詞で お袋は 形容詞だった
8
俺の手を 湿ったジジイの 手が掴む ガタンと揺れた 満員
4
冬の夜救急に立つ半袖の温きナースのみ手にゆだねる
37
医師募集に「年齢不問」を目にすればありがたけれど侘びしくもあり
10
まだ暗き公園の中見渡せば枯れた木々には鳥たちの群れ
23
「大丈夫?」やさしい顔のこの言葉 どんなときでもイエス一択
28
真っ白なまが玉のような形して茶の花咲けり初霜の朝
30
同じ地平線を見る 前へ前へ車 午後の熱帯 記憶の網目を解き合って
6
ふたご座の流星群に 願うのは 今はただひとつ 叶えて星よ
20
冬将軍が、暖冬で雨将軍で、明日朝は⛸️リンクのごとしかな
10
天敵の鎌首もたぐ掃除機に必殺パンチ一撃離脱/猫逃げる
22
雪の上 しっかり転び 尻もちを 見られてないが 慌てて起きる
12
死にたいと口から吐いた白い息 季節は巡ると答えた息
6
人の世に ひそみて住まふ 仮の世と われは鬼の子 山に帰らむ
12
年忘れ 院長みずから コスプレで 若人たちに 媚を売るのさ
7
若き日は 帰りたくても 帰れぬが いつのまにやら 帰る家もなし
12
師走はね まことにまことに 師走なんだ 押し寄せる コロナとインフル
10
またいつか またまたいつかと 重なりて おそらく二度と 逢うことはなし
13
おちこぼれ ちかづきがたし 同窓会 むかしのともは みなえらいひと
9
目で見合い 心を伝う 愛言葉 滲む思いを 互い抱きつつ
5
炉に思い 焚べて願いを 掛けたなら じしんで叶え た個に感謝を
3
褒めちぎる ネガティブなんざ引きちぎる 生きて息して 偉いぞ私
8
流れ星 流れて消える 時間のよう 君と僕との 仲の良さかな
3
冬銀河 夜空に輝く 君のよに 銀河と違い 君は君だけ
4
娘たち 一人立ちしていく12月 もう少し後でもいいよと言いたい今夜
10
言葉さえおざなりになる12月 忙しいのが言い訳になる
5
寒いねと 語り合う君 もういない このまま人リになるんだろうな
7
天使とか排水溝に流したし 差し伸べる手にはナイフが似合う
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