十五夜と十三夜見て景気つけ十日夜とおかんやまで行け三月見
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一日がやたら短い暇なのにぼーっとしてる時間の永さ
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ファルージャで 市街戦 たたかった 米将軍は ガザでとめおとこ /イスラエル軍やりすぎ監視?役
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とって(配達)いた 牛乳一本 へらすメモ よんだおじさん うなだれかえる
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珈琲を冷めたポットの水で入れ静かに飲むか家を出ようか
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豪華版 ハムエッグつきの朝食を 準備し録画をいそいそ見るぞ
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篠突いて 橋ゆく傘を 叩く雨 欄干もやる 五条橋夜更け
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ひと時は厄介ものの台湾リス 野禽やきんに負けたか此の頃見かけず
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熊注意 ハロウィン注意 雹注意 十月終わり すぐ冬が来る
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多様性を飲み込む吸い込むたちだからおでんの具材ハンペンにして
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我が手にて 作れし 君のコーヒーカップ あるじ不在で ここに住み着く
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久々にT剃刀カミソリ頬にあて絶滅危惧種のツル肌に遭う
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俺様が拾わなきゃとっくに死んでるよ 今日も飼い猫に恩をきせている
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ちんまいだ、ちんまいだーと君が言う指差す先にあぁしまじろう
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横向いて親指吸って膝曲げて同じポーズで寝る姉弟きょうだい
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いらないものだけ水に流して 排泄といっしょだ思い出なんか
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朝と夜の汽水域にやわらかい哲学 音楽を流そうか
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午前4時ハンバートを聞きながらあなたを思う夜から朝に
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ミクシィを見ながら開けたハイボール静寂な夜消してく日記
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夕暮れに傾く太陽足早に 急かすは東の秋の満月 ハンターズムーン
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東京の街で初めて泣いた夜孤独は美しいと母は言ってた
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図書館で隣り合わせた人のよう何も知らないこの心地よさ
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櫻葉の散る時期知ってる人だから笑顔の下は僕に見せない
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この鍵かそっちの鍵かと開けてみる君の想い出心のとびら
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角なくてどんな具材も包み込む歳をとったら鍋になりたい
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君におやすみは言わないおはようを送ることだけ考えて寝る
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ハロウィンの先駆者ですが未来にはこんな闇など思いもしない。
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皆より出来ない私愛おしく思えてからは皆を愛せた
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初ハロウィン仮装行列学校祭まわりの組はサラシにはっぴヤンキーばっか
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今これね作ってるのよ糊付けが無くても出来る凄いくす玉
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