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オレンジと 黄色の銀杏 踏み分けて けふも行くなり 通院の道
19
教室で肩を殴られ笑う君 私はその笑顔好きです、謝罪
5
愛猫の 毛玉とりとり お世話する 達成感で 一石二鳥だ
10
声途絶え 空白みつつ 明ける夜 人影偲び 燻す
煙草
(
けむりくさ
)
7
動物は嫁と姑なきがよき人の
縁
(
えにし
)
は良くも悪くも
16
本日は手頃に晴れて気分良し賀状作成なんとかしよと
19
犬さまよ もともとそこは オレの位置 かせがぬくせに 調子のるなよ
14
燕
(
つばくらめ
)
2羽連れ立ちて あをぞらを 低く飛び行く 飛行機とともに
16
年末になるとわらわら現れるカニを横目にカニカマを買う
27
昨日あれだけ マヨ成分を摂ったのに 体重の減る ふしぎな朝よ
14
ちま猫ちゃん まふらーまいて じゅんびばんたん きょうは・おびょいん あったかくしてね
16
わからんこと 聞くがイチバン 感謝です 「スマチケ」なるもの 初めて使ふ>地元のツレに感謝🙏
12
てのひらで慈しんでた太陽の焼け跡が疼いて眠れない
8
カミオカンデカミオカンデ繰り返す呪文でいつか神を噛んでよ
3
一日
(
ひとひ
)
終へ
悲喜交交
(
ひきこもごも
)
な心境が
廻
(
めぐ
)
り 夜空仰ぎ 涙ぐむ
23
暁の空に下弦の細い月 雲にのまれて隠れて消えた
21
脱衣所の 鏡がやけにくもること 私の元に 冬が来たこと
13
夜明け前の電車 なにから逃げてるの 太陽だけは追ってくるから
7
腹を押す医師の温もり身に沁みて眠りに落つる冬ざれの夜
39
駅裏の 薄暗い路地枯葉舞う 師走の街に一陣の風
22
最後まで 下の名前で 呼べなかった キミは俺の 所有物じゃない
3
俺という 俺は映画の 主人公 台本はない ぶっつけ本番
6
ラヴォワジエが発見するまで人間の理性と心を満たした酸素
6
消えたいと零す君にもたれてる 君が消えたら倒れてしまうよ
8
カモミール ハチミツ ミント ジャスミン 浴室の香の忙しき夜
8
お願いがふわりと消えるの知ってた? 今月末には死なせてください
6
夜の河
天
(
ソラ
)
を写して なんになる 銀河なんかに なりたいものか
4
うつくしいものを見たいと乞い願う私は醜い
貌
(
かお
)
をしている
13
一瞬の水死体になる浴槽で透明な明日を待ってみようか
7
人々が見せる脆さに似てるのは、羽虫の足か、飴の細工か
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