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幼子の服を通してぬくもりが 胸に伝わる夕焼け小焼け
10
紅赤
(
べにあか
)
の輪舞を縫って天翔る
無碍
(
むげ
)
の微笑のイルカの親子
5
この雨の日に引っ越しとは気の毒な エレベーターに青いシートが
10
えらばれたクッキーだけが缶にある 人間はそうでなくたっていい
4
ひまわりの丘の下には平和をのぞむかつての少女の遺骨がねむる
6
掛け違えたボタンのようだ 祝福を呪いに変えてしまった夜明け
4
朝選ぶ管弦の曲いと高く虚空を満たす天(あま)の調べか
3
「かみのけもぬいていいのー?」五歳児は初めて一人でトウモロコシ剥く
17
朝ドラの梅子のように颯爽と我も言うべし「ご機嫌よう」と
4
柔らかい 布団の海でおしゃべりな 小さきからだ 抱きしめる愛
10
ソースつく唇、歯並びまで愛しい はじめて同じ皿をつつく日
2
少子化は「母」だけでなく若者が
現在
(
いま
)
にがっかりしている証
5
友情も恋の前では無力だと会えなくなった君に会いたい
6
もう誰も私を見なくなったけどたまにはお洒落雨の日だもの
8
お向かいの赤子の声が響いてる行ってあげたい午前四時半
7
少子化は女の無言の抵抗と聞く 頷くような生理痛
6
少子化はお金だけでは止められず「母」の日常細部まで見よ
5
そういえばコツコツするの好きだったひと月分の駄作貯まりて
2
雨の日はなぜか心が晴れません出そうな本音抑え込むから
2
ツンデレが あからさまでも 愛おしい 共通言語 なくても平気
6
『お
母さん
(
かしゃん
)
、好き?』 毎度訊くたび うちの
猫
(
こ
)
は 返事代わりに あくびをひとつ
10
実直な政見放送
霞
(
かす
)
む中がんばれ都民有権者達 / 都
外
(
▪
)
民より
10
恋という衝動よりも劣るからバウムクーヘンかじって泣いた
3
雨降りの窓辺に ねこたち 顔寄せ合い「あめだね」「そだね」「じゃばーみたいだね」
11
寝起き顔 鏡覗き込み「何?熱い!?」単に くもりどめ消し忘れてた
6
ミルクティー 甘みに溶かして 梅雨の空 雨空の向こう 晴れ渡るべし
3
ひかりが味方をしてくれずとも きみと手を取り道を拓けばいい
3
五月雨のふる江の真菰水増せばかりにも人の来ぬぞ苦しき
6
湿気ったり乾いてみたり模索する 調湿剤を私に下さい
5
新聞をVラヂオを排除して ネットで「好き」に囲まれ暮らす
2
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